華麗なる遺産
ニューヨークに留学していたウンソンは、父に呼び出されて帰国。空港に出迎えてくれていたのは、先輩のヒョンジンと、彼の先輩ジュンセだった。
同じ飛行機で帰国したのは、食品会社の創業者を祖母に持つファン。出迎えにきていたは、ファンとの結婚をもくろむスンミ(ウンソンの継母の連れ子)だった。飛行機を降りる際、ファンはウンソンのバッグを間違えて持っていってしまう。そうとは知らず、ウンソンはファンのバッグを持って帰る。
ジュンセとヒョンジンをクルマに乗せ、自分で運転して帰るウンソン。途中で隣を走っていたファンが捨てたコーヒーのカップがフロントウインドウに激突、激怒してカーチェイスを繰り広げるが、逃げられてしまう。
ウンソンの弟ウヌはピアノの才能のある自閉症児。ウンソンと同じく、ニューヨークの学校に留学することになっていたが、ウンソンの父ピョンジュンの会社は銀行からの援助を打ち切られ、不渡りを出す事態になっていた。ウヌを留学させるどころか、ウンソンが呼び戻されたのも、娘を留学させる経済状態ではないからだった。娘にそのことを言い出せないピョンジュンに、再婚相手のソンヒは「あなたの心臓を売ってでも何とかして」と言う。
ウンソンは、翌日の父の誕生日に、実は専攻をフードコンサルタントに変えたことを打ち明けるつもりでいた。父の会社を継がなくても、自分の好きな仕事で成功すれば、弟のウヌの面倒を見られるからだ。しかし父へのプレゼントは自分のバッグの中。ウンソンは自分のバッグを取り戻すべく、ファンに電話を入れるが、実家に戻りたくないファンが携帯の電源を切っていたため、電話がつながらない。やっと電話がつながったのは、ファンの帰国祝いでの支払いが足りない状況。ウンソンは「バッグを返すから」と店に呼び出され、不足分を払わされるハメに。しかも酔ったファンの代わりに、クルマで彼をホテルに送り届けることになる。ホテルの部屋に強引に連れていこうとするファンを、ウンソンは殴ってしまう。
翌朝、殴られたことを思い出したファンは、「バッグを渡す」という言葉をエサに、ウンソンに待ちぼうけをくわせる。
ピョンジュンは金策のため、仁川(インチョン)のカン社長のもとを訪れる。夜まで待つが、不渡りを防ぐには至らない金しか用意してもらえなかった。屋台で飲み千鳥足で歩くピョンジュンのあとを、怪しい男がつけていた。ピョンジュンは路地裏で殴られ、カン社長にもらった金や財布、時計や結婚指輪を奪われてしまう。
翌朝、目を覚ましたピョンジュンは近くの店に駆け込む。その店のテレビで、火事の犠牲者の中に自分の名前があることを知る。
ソンヒは家で、やはり夫が火事の犠牲になったことを知る。警察に身元の確認に行くが、遺体は丸焦げで顔では確認できなかった。ただ、時計や結婚指輪が夫ピョンジュンのものだった。途方に暮れるソンヒだったが、夫が生命保険に入っていたことを思い出す。
ソンヒに電話をかけ、父の悲報を知ったウンソンは、葬儀場に駆けつける。ところが父はすでに荼毘に伏されていた。義母を責めるウンソンに、ソンヒは「私が見た。私の言葉を信じないのか」と告げる…。
父の死を信じないウンソンに、義母ソンヒは父の遺品を見せる。ソンヒは保険金を手配。出棺の日、泣き崩れるウンソンとウヌを物陰から見つめる父ピョンジュン。
ヒョンジンは新聞記事を見て、ウンソンの父の会社の倒産を知る。葬儀にも出ないヒョンジンを殴り飛ばすジュンセ。ヒョンジン経由でウンソンを呼び出したファンだが、ウンソンは待ち合わせ場所に現れない。ファンは祖母スクチャに連れ戻され、留学の中止を言い渡される。スクチャとファンの死んだ父が設立した食品会社チンソンを守れと言うのだ。副店長として本店勤務を命じられるが、仕事を覚える気はなく、イ店長と衝突を繰り返す。
一方、ウンソンの家には債権者たちが押し寄せる。明後日には家も明け渡さねばならない。ソンヒは自分は何も聞かされていなかったと訴え、債権者たちに事故の補償金を分け与える。ソンヒはウンソンの父親が死んだ今、ウンソンとウヌは家族ではないとウンソンに告げる。ソンヒの娘スンミはソンヒを責めるが、ソンヒはすべてはスンミをファンと結婚させるためだと突っぱねる。ウヌを連れて家を出るウンソン。しかし、手持ちの金では部屋が借りられない。一旦、友達イニョンの家にウヌを託すが、ウヌが暴れ出したため、二人で町をさまようことに。
一方、マンションに引っ越したソンヒとスンミ。どこにそんなお金があったのだと責めるスンミに、借金をしたのだと答えるソンヒ。パク弁護士は息子ジュンセにチンソンへの入社を勧める。ジュンセは「他人が敷いたレールに乗るのはつまらない」というウンソンの言葉を思い出し、父の誘いを断る。
ソンヒからもらった金をなくし、途方に暮れるウンソン。ウヌと一緒に飛び降り自殺を図ろうとするが、ウヌの「姉さんも好きだ 幸せ」という言葉を聞き、思いとどまる。
ソンヒはファンの家族には夫が死んだことを伏せ、加盟店をやりたいとファンの母ヨンナンに相談。ファンとスンミの結婚を楽しみにしているヨンナンの気持ちをくすぐる。
ウンソンは高校時代の友達ヘリに相談、ヘリの紹介で夜はクラブで働き、ヘリが恋人と住む部屋に居候することに。ファンは妹ジョンにせがまれ、ジュンセとスンミを誘いクラブへ出かける。派手な格好をして働くウンソンを見かけ、スンミはたまらず店を出る。ファンはカバンを返せとウンソンに迫る。
ヘリの恋人に頼まれ買い出しに出たウヌは、「ピアノ」の看板に誘われピアノ教室へ。連絡を受け迎えに来たソンヒは、ウヌの能力を知り、車で連れ出す。
ウヌがいなくなったと知り、必死に捜すウンソンとヘリだったが、ウヌは見つからない。
その頃、ソンヒはウヌを車に乗せ、テグ・インターチェンジでおり住宅街をさまよう。「天使の家」を見つけ、ウヌをそこに置き去りに。
翌朝、携帯を買い換えて帰宅したソンヒは、スンミにも新しい携帯を渡す。スンミは、父親を亡くし会社もない今、大学院で経営を勉強する意味はない、辞めて働くと言い出す。そんなソンヒは、自分が働くと告げ、チンソン食品の加盟店を開くことにする。ところが、スクジャは特例を認めず、「過ぎてきた道」という自分の人生についての小論文を読んで審査すると言う。
2時間しか寝ていないウンソンは、昔住んでた町でウヌを捜すが、どこにも姿はない。疲れ果てて帰宅すると、ヘリのアパートの前で倒れてしまうが、クラブでウンソンの弟が行方不明だと知り新しい携帯を届けに来ていたジュンセが、ヘリの部屋まで抱きかかえて連れてきてくれる。名乗らずヘリの家を後にしたジュンセだったが、保護施設のリストを持って再びヘリの家を訪れ、ビラを作る約束もする。なぜ助けてくれるのかと尋ねるウンソンに、ジュンセは「君には助けが必要だ。俺を兄さんだと思え」と言う。
町をさまようピョンジュンは、思い切って家族の前に出ることを決意。しかしソンヒの電話もスンミの電話もつながらない。ウヌの中学に行くが姿が見えないので、父親の友人を装って学校に電話をかけ、ウヌが登校していないことを知り、がく然とする。
ジュンセはヘリを呼び出し、ウンソンにお金を渡してほしいと頼む。ウンソン用の部屋の敷金が足りなかったヘリは、半分だけ借りることに。新しい家に引っ越したウンソンは、屋台で米ギョウザを売ることを決意する。
本店の店長を殴ったファンは、スクジャの怒りを買い殴られる。店長に謝るよう諭されるが、謝るどころか治療費として札を店にばらまく。それを知ったスクジャは怒り心頭。ファンの育て方を間違ったかと自分を責め、初心に戻るべく、商売を始めた頃の服装で町に出る。そこで米ギョウザを売るウンソンと若い頃の自分を重ね合わせていると、常連の屋台の男性にどつかれ、錯乱状態に。男の子の姿を見てミンソクだと思い込み、追いかけるうちに、路地の階段から落ちてしまう。
ウヌを捜す1日分の費用を稼いだウンソンは、帰り道に倒れているスクジャを発見、病院に運ぶ。スクジャは外傷性の一時的な記憶喪失に陥っていた。ウヌを捜しに行こうとするウンソンに、スクジャはすがりつく…。
病院ですがりつくスクチャを放っておけないウンソンは、自分の家に連れてくる。スクチャは一時的に記憶喪失に陥り、自分がどこの誰か覚えていなかった。朝、通りで米ギョウザを売ってお金を稼ぐウンソン。スクチャは味噌汁を作って商売を助ける。稼いだお金を大事にするウンソンの姿を見て、スクチャはすべてを思い出す。だが記憶が戻らないフリをしていた。ところが、急に機嫌が悪くなったり、大家さんの花壇を荒らしたりと、迷惑行為を繰り返してウンソンを困らせる。スクチャを追い出してもいいような状況だったが、路頭に迷うつらさを知っているウンソンには、それができなかった。
スクチャの居所がわからず、ヨンナンとジョンはピョ執事を問いつめるが、「知りません」の一点張り。本当に知らなかったのだが、記憶の戻ったスクチャから「数日休むから心配するな」との電話が入る。
ジュンセは何かとウンソンの助けになろうとするが、ヒョンジンの店で働けと言ってしまったことでウンソンの機嫌を損ねる。ヒョンジンは、ウンソンの境遇を知って態度を急変させたらしい。ジュンセは改めてウンソンを朝食に誘う。誘ったのはチンソン・ソルロンタンの店だった。そこでジュンセは、同情したことはないが、軽率なことを言ったと謝り、生活基盤を固めるため、この店で働いてはどうだと持ちかける。チンソン食品は、社員の都合で働ける会社だからだった。
ジュンセの勧めを受け、ウンソンは面接を受けることに。それを知ったスクチャは、仮病を使う。困り果てるウンソンだったが、面接を棒に振ってまでスクチャを病院に連れていく。帰宅後、そのことでスクチャを責めるウンソン。翌日、ウンソンが帰宅すると、スクチャは姿を消していた。
早朝、米ギョウザを売るため通りに向かうウンソンに、ピョ執事が声をかける。スクチャの邸宅に連れてこられたウンソンは、「私が助けたおばあさんはここに住むような方じゃない」と言うが、邸宅の中で待っていたのは、そのおばあさんだった…。
スクチャの屋敷に案内されたウンソンは、中で待っていたスクチャを見て驚く。スクチャはウンソンに、「ここで私と暮らすなら弟を捜してあげる」と提案する。「ウンソンは命の恩人だ」というスクチャに、家族は猛反発。世話になったのなら、謝礼金だけ渡せばいいと言っても、スクチャは聞く耳を持たない。さらにスクチャは、ウンソンがチンソン食品の面接を受けられるよう手配する。
ヘリの勧めもあり、ウンソンはスクチャの家に。門から庭に入ったところで、帰宅したファンと鉢合わせてしまう。カバンを巡ってまた言い合いになり、ウンソンはスクチャの家を後にする。
ウンソンを追い返したファンに、スクチャはおかんむり。留学をやめてこれから何をして生きるか計画書を書けと命じる。
チンソン食品の面接に来たウンソンは、社長がスクチャであることを知りまた驚く。ファンとのいきさつを聞いたスクチャは、「プライドのほうが弟より大切なのか」と諭し、スクチャの家に住むならウヌを捜すという提案を繰り返す。
ジュンセに話すと、「そのおばあさんはいい人だ」と言ってくれる。背中を押されたウンソンは、スクチャの家に行くことを決意する。やはり家族は反発するが、ウンソンはチンソン食品にも翌日から出勤することに。
ピョンジュンの四十九日の法要の日が来た。行かないと行っていたソンヒだったが、ウンソンがスクチャの家に住むことになり、しかもスンミと同じチンソン食品に就職したことを知り、ウンソンに会うため寺に向かう。思惑どおりウンソンと再会したソンヒは、ウンソンたちを追い出したのは気が動転したためで、携帯を替えたのは借金取りから逃れるためだったと詫びる。
帰り道、ウンソンだけでも引き取ろうというスンミに、ソンヒは、ウンソンがスクチャの家に住んでいること、つまりファンと同居していることを話す。ウンソンとウヌに同情的だったスンミだったが、それを聞きウンソンに嫉妬を感じ始める。
ソンヒはウンソンを呼び出し、ファンとスンミの結婚話を進めるため、ピョンジュンが死んだことは内緒にしてくれと頼む。スンミのためと言われ、ウンソンは誰にも言わないと約束する。
ソンヒが月曜日にエステに行くことを思い出したピョンジュンは、電話で予約時間を確認し、ソンヒを待ち伏せる。そして、エステを済ませてクルマに乗ろうとしたソンヒに声をかける…。
ついにソンヒの前に姿を現したピョンジュン。ソンヒとうちへ帰るつもりだったが、ソンヒは冷たい態度。ウンソンやウヌの居場所を尋ねると、2人でアメリカに留学したと言われてしまう。突然のことに驚いたソンヒは、明後日また会いましょうと言って、その場から走り去る。
ウンソンが家にいることを不満に思うファン。ウンソンに嫌みを言うと「私のことを知らないくせに」と言われる。正体を見てやろうとウンソンのカバンを開けるファン。カバンの中には、ウンソンが言っていたとおり、父親へのプレゼントと料理ノートが出てくる。詐欺師呼ばわりしたことを反省したファンは、飲み代と携帯代を返そうとするが、「あなたのカバンを見つけたらもらう」と言われてしまう。
スンミの家にファンのカバンをあると確かめたウンソンは、取りに行こうとするが、スンミに「明日持っていくから」と断られてしまう。ところがウンソンはヨンナンに頼まれ、ソンヒが忘れていった携帯を届けることに。ファンのカバンを持った出勤直前のスンミと鉢合わせてしまう。ソンヒとスンミが豪華なマンションに住んでいると知り、怒って立ち去ろうとするウンソンに、スンミは「私の父さんの遺産があったの」とウソをつく。
ウンソンはファンにカバンを返す。ファンが中を確認すると、手をつけた形跡はまるでなかった。
ソンヒはピョンジュンと再会し、「地方に行っててくれ」と言う。ピョンジュンが現れてしまうと、保険金を返さなくてはならないからだ。ショックを受けたピョンジュンは、ソンヒが差し出した金を受け取らずに立ち去る。
スクチャはウンソンに、靴とスーツを買うようお金を渡す。ウンソンはデパートではなく、市場で安い靴を購入。残ったお金はスクチャに返す。
スクチャから計画書を出すよう言われたファンとジョンは、それぞれ「ゴルフ練習場」と「花嫁修業」という計画書を出す。その内容と、買い物ざんまいのヨンナン、ジョン母子に、スクチャは失望する。そんな矢先、本店で食事中、めまいを感じるスクチャは病院へ行く。病院から帰宅すると、ソウル工場のカン主任が、娘と自分の精一杯のプレゼントを渡そうと待っていた。ファンは、親しげに話してくるカンを突き飛ばしてしまう。
育て方を間違えたと悟ったスクチャは、ヨンナン、ファン、ジョンに集まってもらい「支援を打ち切る」と告げる。さらにスクチャは、「私の全財産をコ・ウンソンに相続させる」と言い出す…。
スクチャは遺産はウンソンに相続させると宣言、ヨンナンとファン、ジョンには働かなければ家を追い出すと告げる。本店勤務を命じられたファンは家を飛び出す。ヨンナンは工場勤務、ジョンは二号店勤務、財布と車のキーを取り上げられ、交通費の一万ウォンだけ渡される。勤労とは無縁だったヨンナンとジョンは、地味な仕事に耐えられず途中で逃げ出してしまう。
ヨンナンから遺産の話を聞いたソンヒは愕然とするが、ファンを懲らしめるスクチャの作戦なのだと考え、スンミにファンを慰めてやれと送り出す。
一方、ジュンセはウンソンの就職祝いに自転車を贈り、話があるとレストランに招待する。レストランを訪ねたジョンは、ジュンセにここで雇ってくれと頼む。働きさえすれば、家を追い出されないからだ。ジュンセがジョンを帰そうとすると、そこにウンソンが現れる。ジョンから、ジュンセがこのレストランのオーナーだと聞かされたウンソンは、その場を立ち去る。ウソをついていたジュンセが許せなかったのだ。
一方、パク弁護士はソンヒに不況知らずの事業を紹介。ジュンセはピョンジュンに建設現場の仕事を紹介する。
ホテルに泊まっていたファンは、宿泊料が払えずヨンナンに電話。ヨンナンはスクチャに支払いを頼むが断られ、ファンは警察に突き出される。保釈金さえ支払えないヨンナンは、ジュンセにファンを迎えに行ってもらう。
渋々、本店勤務を引き受けたファンは、初日からタクシー出勤。渋滞に巻き込まれ、交通費の一万ウォンをオーバーし、再びウンソンから借りるハメに。なぜ懲りないのかと責めるウンソンに、ファンは「調子に乗るな」と、スクチャが遺産はウンソンに相続させると言った事実を告げる。
本店で働きだしたファンは慣れない仕事に大苦戦。昼食のまかないも食べず、帰りのバス代はウンソンに払わせる。ピョンジュンはジュンセの紹介でヒョンジンの現場で働き出す。
遺産の話が気になったウンソンは、スクチャに真相を聞き出す。ファンの目を覚ますための作戦だと知り、ウヌを捜してもらうことを条件に協力を承諾。
ソンヒはパク弁護士からイ社長を紹介される。祝杯を挙げた帰りに、スンミに見とがめられ、また再婚する気なのかと責められる。すべてはスンミのためだと涙ながらに訴えるソンヒ。スンミはまかないを食べないファンに弁当を作るが、ソンヒは必要以上に男に尽くすなと助言。ファンがウンソンと一緒に本店で働いていることを知り、工場で働くヨンナンのもとを訪れる。「腐れ縁にして二人をくっつけるつもりかしら」というヨンナンの言葉を聞き、不安がよぎる。
ファンの教育係を任されたウンソンだが、やる気のないファンと衝突するばかり。ファンは昼休みに弁当を持ってきたスンミと出かける。
一方、ウンソンはジュンセのレストランにルッコラを植え、ジュンセと仲直り。
倉庫整理も中途半端のまま屋上でサボるファン。怒ったウンソンは思わず、最後に父親に会えなかったのはファンのせいだと言ってしまう。ウンソンとソンヒの電話でのやり取りを耳にしたファン。ウンソンの口から「スンミ」の名前が出たので驚く。
ピョンジュンはアメリカの大学に問い合わせ、ウンソンの退学を知る。ウンソンに頼まれ、ウヌの写真を探していたスンミは、ソンヒの部屋でマンションの登記権利証を発見。しかもそれが自分の名義であったため、母親に再び疑念を抱く。
一方、ソンヒはウンソンを呼び出し、やっと仕事が見つかったので部屋を借りてあげるから、スクチャの家を出なさいと提案。ウンソンはウヌを捜すためにスクチャの家を出る気はないと断る。スクチャがウヌを捜しており、地方に捜索範囲を広げたことを知り、愕然とするソンヒ。
ウンソンを呼び出したソンヒは、スクチャがウヌを捜しており、捜索範囲を地方まで広げたことを知り焦る。ソンヒにマンションの登記権利証を突きつけるスンミ。ウヌがいなくなったのはソンヒのせいだと責める。
傷ついたスンミはファンを呼び出し、ファンの優しさに触れ元気を取り戻す。ファンはスンミの弁当を断り、一日一万ウォンでやりくりする。一方、ヘリとケンカしたチャンジンがウンソンのもとを訪れる。2人のやり取りを見たファンは軽く嫉妬。
接客ができないファンは厨房に回され、不注意でヤケドしてしまう。ウンソンは祖母から教わった応急処置だと、傷に歯磨き粉をつけてやる。
一方、追いつめられたソンヒはウヌを連れ戻しに天使の家へと車を走らせる。人を雇って探らせると、自閉症の子はいるが院長の息子だと言われる。ちょうどその頃、院長夫妻はウヌをピアノ教室へ連れていき、ウヌがサヴァン症候群だと知る。マンションを売る手配をするスンミ。
コンビニでバイトするヘリ。チャンジンがヘリと住んでいた部屋を担保にして株を買ったのだ。ヘリはチャンジンの借金のためにホステスをやるのはもうやめると宣言。ウンソンはの部屋を解約、ヘリとヘリの友達から借りたお金を返し、地方で部屋を借りなおすと言う。焦ったヘリはジュンセに相談、ジュンセはヘリを自分のレストランに就職させる。ヘリが就職しての部屋に住むと言えば、ウンソンが解約を思いとどまると思ったからだ。
ウンソンはスンミにウヌの写真を持ってきてもらい、捜索用にピョ執事に渡す。
ウンソンは母親の命日を明日に控え、墓参りに行くため休みを取るが、備品整理をしていたファンの様子を見に行き、足をくじいてしまう。
墓参りの当日、スクチャはファンにウンソンの運転手をするよう命じる。出勤せずに済むならと引き受けるファン。大きな荷物を抱え、足を引きずりながら墓へ向かうウンソン。見かねたファンは荷物を持ってやり、ウンソンの母親が亡くなっていたことを知る。
一方、ジュンセは父親のパク弁護士から、ジョンをレストランに雇うよう命じられる。ヨンナンに頼まれたのだ。さらにジョンとの結婚を勧められるが、ジュンセは母親を理解しなかった父親を責め、自分は心から尊敬できる女性と結婚して一生大切にすると宣言。
一方、同じく墓参りに来たピョンジュンはウンソンとニアミス。お墓に供えられた花束とシャンパンを見て、ウンソンが来たことを知り駆け出す。
ピョンジュンはウンソンを追いかけるが再会は果たせない。昼食でケンカしたファンとウンソンは険悪なまま帰宅。ウンソンはピョ執事にくじいた足を診てもらう。
ソンヒはスンミが家を売りに出したことを知り激怒。スンミは家を売ってウンソンに謝ると言うが、ソンヒはそんなことをしたらスクチャに告げ口されると思いとどまらせようとする。
ウンソンの足を心配したジュンセは、ウンソンを自転車の後ろに乗せ、牛乳配達を手伝う。ジュンセのレストランで働くことになったジョンは、早速ヘリと火花を散らす。
接客が苦手なファンにはりつくウンソンは、独り立ちするまで二人一組で動くと宣言。ファンに借金77万ウォンを毎日5千ウォンずつ返すよう要求し、外食できなくなったファンにまかないを食べさせる。
ヘリは就職が決まったとだけウンソンに報告し、ジュンセのレストラン「ナム」に呼び出す。スクチャはウンソンに服を買ってやり、ヘアメークもさせ、ウンソンを女らしく変身させる。あまりの変貌ぶりに、ヘリやイニョン、ジュンセはびっくり。
ジュンセに家まで送ってもらうと、後ろ姿を見たファンはジョンと勘違い。女らしいウンソンにドキドキする。
同じ頃、ソンヒの開業祝い。スンミに誘われたファンは、スクチャに花代の前借りをする。パク弁護士とヨンナンも駆けつけ、パク弁護士はソンヒにさらに心ひかれていく。
スクチャは他にもウンソンに試着させた服を3着買って帰宅。それを知ったヨンナンは激怒。自分の年齢で工場で働くのはつらいと訴え、スクチャが言った「工場がイヤなら家事をしろ」の提案を受け入れる。
ヨンソクは融資を受け、新たなバーを買い受ける。
帰宅したファンはジュンセに送られて帰宅したウンソンをジョンだと思いこむ。あまりの変身ぶりにドキドキするファン。スンミは家が売れたとソンヒに報告。ソンヒはウンソンだけ留学させたピョンジュンに恨み言を吐き、マンションは当然の取り分だと言う。
スンミはウンソンに真実を告げようと決意。そこへピョンジュンが訪ねてくる。
ソンヒのマンションを訪れたピョンジュン。ソンヒはとっさにウンソンはアメリカにいるとウソをつく。ショックを受けたスンミはヨンソクのバーへ。心配したヨンソクがファンを呼び出すが、スンミはファンに会わずにバーを飛び出す。
家事を甘く見ていたヨンナンをピョ執事が厳しく指導。ファンは客のシャツにキムチの汁を飛ばし、謝罪もせず客を怒らせる。自分は必死に働く必要はないと言うファンにウンソンは怒りを爆発。ホールに戻ると、ウンソンはソウル工場への異動を命じられる。
パク弁護士は2号店の売却を提案。「不動産で儲けようと言うのか?」とスクチャは難色を示す。ジュンセのレストランで働きだしたジョンは、ウヌを捜すビラを見て、ウンソンの弟が行方不明だと知る。
初月給をもらったウンソンは、家族に特製ビビンバをふるまい、好評を得る。ピョ執事にはバンダナ、スクチャには寝巻きを贈る。
一方、スンミはウンソンと会う約束をキャンセルし、ウンソンの名前でピョンジュンにメールを送る。生きていたことを黙っていたピョンジュンを責める内容だ。
ファンから解放されたウンソンは、ソウル工場で張り切って働き出す。昼休みから戻ると、そこにはファンの姿が…。本店で客の靴を足で片づけ、店長に飛ばされたのだ。以前態度の悪かったファンに敵意をむき出しにするヒョンシル。
ウンソンはヘリに借金の一部を返し、ジュンセにはハンカチを贈る。そこへウヌが見つかったという知らせが。ジュンセと一緒に天使の家へ駆けつけると、ウヌはまたしても行方不明になっていた。ピアノ教室へ行ったまま帰らないというのだ。悲しみに暮れるウンソン。院長夫人にウヌが現れた時の様子を尋ねると、ウヌは最初、チョコ牛乳を持って門の前に座っていたらしい。誰に買ってもらったのかと聞くと、「お母さん」と答えたと言う。ソンヒがウヌを捨てたのだと知ったウンソンは怒りに震え、ソンヒの家の扉を叩く。
ウヌを置き去りにしたのはソンヒだと考えたウンソンは、早朝ソンヒを訪ねて問いつめるが、「私じゃない」と言い張られてしまう。帰宅したウンソンは傷心で気力を失うが、「それはウヌを見捨てたのと同じだ」とスクチャに言われて反発する。ウンソンに気力があるのを確認したスクチャは、「わが子に先立たれるより、マシだ」と諭す。
ウヌは自分が弾いていたピアノが運び込まれた店に入り込んでピアノを弾いていた。店主に何度追い出されても戻ってくるウヌを、偶然バーのピアノを売ろうとしていたヨンソクが見かけ、店に連れていく。生き生きとピアノを弾くウヌは客にも評判がよく、ヨンソクは自宅に連れて帰る。
ウンソンが配達を休んでいる間、ジュンセが牛乳配達をしてくれていた。
ファンは、ウンソンが牛乳配達までしていたことを知り、初の給料日に借金を返そうとする。しかし、ウヌがいなくなったのは、そもそもファンが携帯を壊したせいだと思って怒り心頭のウンソンは、とりつく島もない。
ファンが自分のほうを向いてくれないのを感じているスンミは、ウンソンがジュンセと付き合っているとファンに話す。ファンは自分でも思いがけず動揺する。
ウンソンは、ソンヒとスンミが住むマンションが、父の事故より前から購入されていたことを確認、だまされていたことを知る。
スクチャは遺言状を書き換えることを決意。財産を譲渡されることに迷いのあったウンソンだが、スクチャが会社をいかに大切にしているかを知り、会社経営の能力を証明できれば財産を受け継ぐという条件を受け入れる。スクチャは、遺言執行者もパク弁護士ではなく、別の弁護士に依頼し「自分の死後、全財産をコ・ウンソンに譲る」という内容の新しい遺言状を作成、家族の前で発表する。あまりのことに、言葉を失う家族たち…。
スクチャは遺言状を書き直し、自分が死んだら全財産をウンソンに譲ると正式に宣言する。条件は2号店の売り上げを20パーセント増やすこと。だがこれは、家族や理事たちを納得させるためのものだった。ショックを受けるファン、ヨンナン、ジョン、パク弁護士。困惑していたウンソンも、このチャンスを受けるとみんなの前で言う。
ファンは、ウンソンに「金が欲しかったのか」と詰め寄るが、ウンソンは「他人に会社を譲ろうと思わせたのはあなただ」と言い放つ。
ウンソンは相続人になったことをジュンセとヘリに報告する。ウンソンを応援するジュンセだったが、父親のパク弁護士からは「今からでも会社に入れ」と言われる。会社に尽くしてきたパク弁護士にとって、ウンソンが会社を受け継ぐことは屈辱だったのだ。ジュンセは父親とウンソンの板挟みになる。
ヨンナンとジョンは、縁を切ると言えば、スクチャが考え直すのではないかと家を出る計画を立てる。
ファンは、金のない惨めさを実感する。やけ酒を飲んだファンを迎えに行くスンミ。帰り道、気分の悪くなったファンに、弱いところを見せてくれと言う。
帰宅したファンは、豪邸に引っ越してきた当時を思い出す。ポーチの階段で打ちひしがれていると、ファンに気づかずスクチャとピョ執事がファンのふがいなさについて話し始める。スクチャは、ファンに期待していたが失望したため、ウンソンに遺産を残すことにしたと話す。ファンは、祖母の財産に頼っていきてきたことを反省、スクチャに「もう一度チャンスをくれ。2号店で働きたい」と申し出る。
家出をしたヨンナンとジョンは、お金がないため、ソンヒの家に転がり込む。
2号店を訪れたファンは、ウンソンに「ばあちゃんの会社は渡さない」と宣言する…。
2号店で働くことになる。しかし帰宅すると、ヨンナンとジョンは家出していた。ファンは、ソンヒの家に転がりこんでいた2人を連れて帰ってくる
父親であるパク弁護士に会社に入れと言われたジュンセは、祖父から譲り受けた店をやることで幸せを感じる、と断ってしまう。
人が変わったように仕事をするファンに、ウンソンはじめ一同はビックリ。主任に昇格したウンソンを「主任」と呼ぶ練習もする。
ウヌを家につれてきたヨンソクは、メガネと帽子で変装させ、ピアノを弾かせようと考える。
ウンソンと連絡を取りたくてメールを打つピョンジュンに心を動かされ、スンミはソンヒに「店を持たせてあげて」と頼む。ソンヒにはスンミの考えがわからない。
ソンヒの家にいた時に、ファンがスンミにプレゼントしたバッグを、ジョンがもらってきてしまう。それに気づいたファンは、バッグを取り返し、スンミに返すべく待ち合わせる。スンミがほしがっていたストラップを市場で買い、それをバッグに入れようとして、ソンヒが隠したファイルに気づく。その中には、ウンソン、スンミ、ソンヒが一緒に写っている家族写真が入っていた…。
ファンはウンソンとスンミ、ソンヒの家族写真を見てしまう。ファンに問いただされ、スンミは義父の死を白状し、ウンソンに口止めされたのだととっさにウソをつく。どちらを信じればよいのか悩むファン。
ウンソンはジュンセから、ファンの父親はファンが7歳の時にひき逃げされ亡くなっていたことを聞かされる。事故を目撃したのはファンだけで、ファンにはその時の記憶はなく、事故の真相は謎のままだという。
ジュンセとウンソンが付き合っていることを聞いたソンヒは、ヨンナンにジュンセとジョンの結婚を勧める。ヨンナンはパク理事とスクチャから了解を得る。大喜びのジョンだが、ジュンセは結婚の話を持ってきたヨンナンに、自分には好きな人がいると告げる。ジョンはショックのあまり寝込み、スクチャもウンソンに冷たい態度を取る。
一方、2号店では三十周年記念イベントを企画。ファンはウンソンと一緒に老人会を宣伝して回ることに。
ジュンセはウンソンを自宅に連れて行き、ファンの家で作ったステーキビビンバを作らせる。二人を目撃したジョンは大ショック。ジュンセはこれからは男として見てほしいとウンソンに告白する。
ウンソンに告白したジュンセ。ウヌが見つかるまで人生を楽しむわけにはいかないと言うウンソンに、ジュンセはそれまで隣で待つと言う。帰宅したウンソンにそっけない態度を取るスクチャ。ヨンナンとジョンもウンソンを責め立て、ファンが止めに入る。ジュンセも同様に父親のパク弁護士に怒鳴られる。ジュンセは花束を持ってジョンを訪ね、自分の片思いなのだからウンソンを恨むなとジョンを諭す。
2号店は「ひと言カード」の日。スタッフ同士、無記名で褒め言葉を書き合う。「ろくでなしではないと思います」というメッセージに心を打たれるファン。のちに以前ウンソンの字を見て、ウンソンが書いたメッセージだと気づく。人が変わったように、宣伝に回るファン。
スクチャの冷たい態度に傷つくウンソン。ジュンセを避け、そのことをジュンセにとがめられる。ウンソンはプアムドン付岩洞にあるヘリの家に一泊。スクチャはプアムドン付岩洞の部屋でウンソンによくしてもらったことを思い出す。ウンソンは家を出る覚悟をしていたが、スクチャがヨンナンとジョンを説得し、家にとどまることに。
ピョンジュンはウンソンに出したメールが送信先不明で戻って来てショックを受ける。
2号店の三十周年イベント。当日の売り上げはすべて一人暮らしのお年寄りのために寄付される。本社からはスンミが、ジュンセとヘリがボランティア・スタッフとして応援に駆けつける。朝から働き通しのウンソンを心配するファン。うたた寝したウンソンが気持ちよく眠れるよう、ベンチを持ってきて脚を伸ばしてやったり、鉢植えで日陰を作ってやる。その様子を見たジュンセはファンの気持ちに気づき、愕然とする。イベントは大成功で幕を閉じ、一同は打ち上げへ。ジュンセに突っかかるファンに、ジュンセはウンソンのせいだろうと言い放つ。スンミはそのやりとりを聞いてしまう。 ファンとジュンセがケンカしたため、カラオケはお開きに。ジュンセはウンソンと、ファンはスンミと、もやもやした気持ちのまま帰路につく。
イベントの成果を聞き、満足するスクチャ。 ウンソンを妬んでばかりいたジョンだったが、朝の挨拶をしっかりするウンソンを見て、ジュンセに気に入られるよう性格を変えて対抗しようと一念発起する。
ソンヒはヨンナンに電話し、ウンソンがスクチャの家を追い出されそうもないことを知る。表で待っていたピョンジュンには、地方の果樹園で静かに暮らしてくれと提案する。
ウンソンとファンは、2人で営業用のビラを配ることに。アイスバーを食べながら休憩している時に、2人とも「団体への売り込み」を思いつく。ファンが足を痛めたウンソンをいたわるのだった・・・。
ファンが足を痛めたウンソンをいたわりながら二人一緒に返ってくるところをスンミがみてしまう。姿を隠したスンミだったが、何食わぬ顔でファンの手を取り一緒に帰っていく。
翌日、ウンソンとファンは、それぞれウェディング・ウォールに売り込みに行き、そこで鉢合わせ。ライバル心をぶつけるが、他にも教会や社員食堂など、同じ方向性のアイデアを出し合う。
スンミはウンソンを呼び出し、ファンへの揺るぎない思いを伝える。
ヨンソクのバーを訪れたファンは、ウヌのためにラーメンを作ってあげる。
果樹園に行くことを決意したピョンジュンは、ジュンセに以前借りた薬代を返し、ソンヒに地方へ行くと伝える。バスターミナルでソンヒを待つピョンジュンの前を、ウンソンを乗せたバスを通り過ぎる。信号で停車した時にウンソンだと確信したピョンジュンは、走り出したバスを追いかける…
バスに乗っているウンソンを見かけたピョンジュンは、地方の果樹園に行くのをやめ、それをソンヒに告げる。
ウヌを捜そうと、写真をボランティア・サイトに載せようとするスンミ。それは、ウヌを捜す努力をすれば、ファンの恋心にウンソンが気づいても、身を引いてくれるのではないかと計算したからだった。ソンヒは、ファンがウンソンを好きだと聞き、ショックを受ける。
ウンソンとファンは、団体の契約を取るべく、家でミーティングをする。2人で提案書を作り、いろいろな会社に営業に行ったり提案書を送付して、営業活動を進める。ウンソンはジュンセから、知り合いを紹介すると言われるが、自力でやるからと断る。
2号店にマナーの悪い客が来店し、その客が出していた脚に引っかかり、ファンは転んでしまう。握り拳は作るものの、グッとこらえるファン。それを見ていた店長は、ファンを正社員に昇格させる。
その日は、ファンとジョンの父親ミンソクの命日だった。祭祀を行う家族たち。スクチャに、なぜミンソクはひき逃げされたのか問われるが、ファンには記憶がなかった。
ピョ執事の気持ちにまるで気づいていないヨンナンだったが、洗濯物を干している時に、転びかけたヨンナンを、ピョ執事が抱きとめたことで文字どおり大接近?
2号店に工場から注文が入り、ファンとウンソンは試食品を持って出向く。試食会は順調に終わり契約にこぎつけるが、ジュンセが社長に口を利いていたことが発覚。ファンは激怒し、帰路の車中でウンソンとケンカになってしまう。「バスで帰る」とクルマを降りたウンソンは、道路の真ん中でトラックに轢かれそうになる。ぎりぎりのところでファンに助けられるが、それがきかけでファンは父が死んだ時のことを思い出す。落としたおもちゃを拾うとした幼いファンを守るため、父は轢かれたのだった。
イニョンに呼び出され、ウンソンはジュンセのレストランに。そこでイニョンに「そんなにお金が欲しいのか」と言われる。ショックを受けたウンソンは、ヘリに「遺産を受け取るのはやめようか」と話す。イニョンのせいだけではなく、劇的に変わったファンが気になるからだった。ヘリに好きなのかとからかわれ、否定するが…。
風邪気味で寝込んだソンヒの携帯が鳴り、代わりで出たスンミは、ソンヒがウヌ捜しを以来していたことを知る。
偶然2号店に来たマノは、ウンソンの名札を見てピョンジュンの娘ではないかと声をかける。マノから、父が生命保険に入っていたことを聞いたウンソンは、その保険金がソンヒに支払われていることを知る…。
スクチャ邸を後にしたウンソンは、追いかけてきたファンに「何か言えよ」と言われるが「違うと言ったら信じてくれるの?」と行ってヘリの家へ向かう。ソンヒとスンミの言葉を信じられないファンは、スンミに「誤解があったんじゃないか」と言う。
辞表を持って社長室に出向いたウンソンは、スクチャに2ヵ月は2号店で働くよう言われる。人間性はともかく、運営能力は示せというのだ。ウンソンは、遺産は受け取らないという条件で、2号店に戻ることにする。
ジュンセは生命保険の書類を調べるが、法的な不備はなかった。保険金を返してもらうには裁判を起こすしかないが、ウンソンは自分の手にあまることはしないことにする。
給料をもらったファンは、ウンソンのアドバイスを聞いてスクチャに肌着と花を買う。思いがけないプレゼントに、スクチャはファンの成長を実感する。
ファンはプレゼントを選んでくれたお礼にと、ウンソンにペンダントを買い、自転車とともにヘリの家に届ける。しかし職場に現れたウンソンの胸にペンダントはなかった。
ソルロンタンを納品する契約を教会と交わした帰り、ファンとウンソンは居酒屋で乾杯する。その場で、ウンソンは「歩く道が違うから」とペンダントを返す。
ペンダントを見ながらやけ酒を飲み酔っぱらったファンは、出張でヘリのいない家に来て、ウンソンに倒れかかる…。
酔っぱらったファンはウンソンがいるヘリの家に押しかけ、ウンソンから突き返されたネックレスを握らせ、その場で眠ってしまう。困ったウンソンだが誰にも連絡できず、そのままファンを寝かせてやる。ファンが目覚めると、朝食が用意されていた。
一方、ソンヒは借金を返した際に受け取ったという借用証をヨンナンに見せる。
ウンソンは東海クルーズの入札で企画書にアイデアを追加、スンミの決済を仰ぎに行く。本社でその企画書を目にしたスンミは、ウンソンとファンが一泊の出張旅行に出ることを知り焦る。
一方、パク理事はチャンス食品のパク社長に企画書を渡し、ひそかに入札単価を下げるよう依頼していた。パク社長はチンソン食品の元第2工場長で、ソルロンタンの製法を盗み独立した人物だ。味では勝てないとにらんだウンソンは差別化を図るため、朝食メニューに東海の郷土料理を出すことを提案。入札が決まれば二号店の売り上げ目標を一気に達成できる。
一方、ジュンセは東海にホテルを持つ伯父から、クルーズ船のレストランを任されることに。一度見学に行こうとウンソンを誘う。ウンソンも東海へ入札に行くと聞き、現地で落ち合うことに。ジュンセはソンヒたちを相手取って訴訟を起こすため、法学部時代の先輩に弁護を依頼する。
結局、スクチャからの連絡がないため、ファンとウンソンは最初の企画書を携え、東海へ向かう。スクチャはスンミのチーム長に企画書を作り直させ、スンミに現地へ届けるよう指示されるのだった。
スンミはソンヒの車で東海へ。ファンとウンソンと合流する。
入札の説明会が終わると、会場の前で待っていたジュンセ。結局、4人でクルーズ船の見学へ。ジュンセはクルーズ船のレストランをヘリと一緒にやってくれないかとウンソンに切り出す。面白くないファンが腹が減ったと口を出したため、返事は保留に。
4人はジュンセが用意したキャンピング・カーへ。バーベキューの用意もしていたジュンセ。夕食の席で、スンミはウンソンに「あなたの誤解が解けるのを祈ってる」とまた白々しいウソをつく。
夜中に外へ出るウンソン。その姿を見かけたファンがウンソンを心配し、追いかける。ウンソンの姿がなく不安になったスンミはファンに電話。しかし、携帯に出たのはジュンセだった。
ウンソンは灯台の麓でファンからもらったネックレスをつける。ファンに気づいたウンソンは慌てて隠れるが、ファンに見つかり「パク・ジュンセとはもう会うな」と言われる。
「周りは無視できない」と答えるウンソン。その胸元にはファンが贈ったネックレスが光っていた。駆け出すウンソン。ファンは吊り橋でウンソンに「周りなんかどうでもいい。おまえが好きだ」と告白。2人はついにキスをする。
吊り橋でファンを振り払い、一歩先にキャンプ場に戻るウンソン。スンミとジュンセは不安ながらも、何事もないように振る舞う。
ウンソンとファンは、郷土料理を加えたメニューを提案、無事に入札を終える。
ミーティング終了後、4人は観光で洞窟へ行くが、ウンソンに水がかからないよう手で水滴を受けるファンを見て、スンミは気絶してしまう。疲れが原因との診断が出て、ソウルへ戻ることにする4人。引っ越し先にスンミを送り届けたファンは、ジュンセからの電話を受ける。
ファンを呼びだしたジュンセは、前に殴られたお返しとしてファンを殴り「他の人を好きだと言うまえにけじめをつけろ」「ウンソンに近づくな」と念を押される。
そんなスンミにソンヒは「ファンをあきらめなさい」と言うが、スンミは「あきらめられるぐらいなら、あんなウソはつかない」と答える。ジュンセの言葉が胸にしみたファンは、スンミに「話がある」と電話をするが、ファンの気持ちを察したスンミは「具合が悪い」と断る。
ジュンセの先輩の弁護士と相談し、ウンソンは訴訟の準備を進めることに。
ピョ執事が家に落ちていたウンソンのペンダントを発見、受け取ったファンは、それをウンソンに返す。そのペンダントは、ウンソンの母の形見だった。
ピョ執事が出かけることになり、ヨンナンは1人で夕食の支度をすることに。抜群の出来で、スクチャはじめ家族に褒められ、気分がよくなる。
クルーズの入札は、2号店が落札。目標だった20パーセントの売上増を達成する。そのお祝いに、ファンはヨンソクのバーにみんなを連れていく。ウンソンにハン・ヨンジェ(ウヌ)を紹介するためだった。あいにくウヌは、作曲の最中。チョコ牛乳を買う約束で楽屋を出ようとした時、ファンの携帯が鳴り、スクチャが倒れたとの連絡が入る…。
ヨンソクのバーで打ち上げをやろうとしていた時、スクチャが倒れたという連絡が入る。病院に駆けつけるファンとウンソン。しかしウンソンは、ヨンナンやジョンに追い返されてしまう。
硬膜下血腫の手術は無事に終わるが、家族たちはスクチャがアルツハイマーであることを初めて告げられる。ピョ執事は知っていたが、口止めされていたため、誰にも話していなかった。
そんなピョ執事を病院の外に連れ出し責めるファン。2人の会話を聞いていたウンソンは、初めてスクチャと出会った時の状況をファンに話す。他人の2人にスクチャが口止めしていたことにショックを受けるファンに、ピョ執事は「社長が求めていたのは信頼だ」と言う。
目を覚ましたスクチャは、再び昏睡状態に陥る。合併症で肺炎を起こしたのだ。ショックを受ける家族たちをよそに、ソンヒとパク弁護士は、この機会にスクチャを追い出す算段をする。
ソンヒがスクチャの病状と遺言状の件を新聞社にタレコミしたため、マスコミは大騒ぎ。スクチャの解任要求まで、理事会で話される事態に。
パク弁護士は、遺言状の無効訴訟を起こすよう家族に持ちかけるが、スクチャの死亡を前提にした話し合いにファンが反発、訴訟はしないと断言する。
どうしてもスクチャにひと目会いたいウンソンは、病院の外で待つ。その姿を見たファンは、徹夜で付き添うと言うスンミとヨンナンを帰し、ウンソンを病室に連れてくる。
ウンソンは意識のないスクチャに、「おばあさんの顔は知らなかった」「出会えて本当に幸せでした」と語りかける。ウンソンは、会わせてくれた礼をファンに言い、「あなたも話したいことがあるでしょ?」と話す。
ファンは、「父さんが死んだのは俺のせいだ」「今まで話せなくてごめん」と、涙ながらに語りかける。
2人で付き添ったままうたた寝をしたウンソンとファン。同時に目を覚ましスクチャを見ると、スクチャも目を覚ましていた…。
スクチャの意識が戻り、ホッとしたウンソンや家族たち。ピョンジュンは酔ったジュンセを介抱し、ジュンセの家に泊まる。
ファンはスンミのウソに気づき、スンミに真実を告白するよう促す。スンミの気持ちは受け止められないとも…。一方、ウンソンもクルーズ・レストランの仕事を断り、ジュンセに「待ってもらう約束は守れそうにない」と告げる。スンミはウンソンに「ファンとはもう会わないで」と懇願する。
チンソン食品では、スクチャが倒れていた間に食材の仕入れ単価が下げられていた。スクチャは顧客に対する裏切りだと激怒。遺言状の存在とスクチャの病気が知れ渡り、資金繰りが苦しくなったと言うパク理事。スクチャは自分の株を売ることを決意、あくまでチンソンの味を守ろうとする。しかし、ソンヒとパク理事の陰謀により、臨時株主総会の開催が決まり、代表取締役の解任が問われることに。 ピョンジュンは「ヘリは両親と外国に渡った」というソンヒの言葉に首をひねる。ヘリの母親は高3のときに亡くなっていたからだ。 スクチャの味方はオ理事と工場長だけ。大株主の票は半分に割れる。他の理事たちを説得しようと試みるファンだが、まったく相手にしてもらえない。
ソンヒとパク理事の陰謀により、臨時株主総会の開催が決まり、代表取締役の解任が問われることに。スクチャの味方はオ理事と工場長だけ。大株主の票は半分に割れる。他の理事たちを説得しようと試みるファンだが、まったく相手にしてもらえない。ファンはスンミに財務帳簿を調べるよう依頼。さらに工場に各店舗の社員代表を集め、会社の資金難を乗り越えるため、給与削減の協力と、持ち株の委任を呼びかける。最初は道楽息子が何を…と斜めに見ていた社員たちだが、ファンの真摯な姿勢とイ店長の言葉に心を動かされる。ウンソンは一部始終を撮影し、画像をネットにアップ。それを見た全国の社員たちから、給与削減の同意書と株の委任状が続々と寄せられる。
一方、会社の会計帳簿を調べたスンミは、2重帳簿の存在を知り愕然とする。パク理事が会社の金を使い、ジュンセの名義で株を買っていたのだ。パク理事はジュンセに株主総会に出席し社長解任に賛成票を投じろと命じる。スンミは社長が解任となればファンとウンソンを引き離せると言うソンヒの言葉を信じ、ジュンセに帳簿のコピーを見せ、社長解任に賛成するよう迫る。そして、いよいよ臨時株主総会が開かれる・・・。
スクチャの解任を問う株主総会に、賛成票を持ったジュンセがやってくる。スクチャが不利に思われたが、ウンソンとファンが80パーセントの社員の委任状と同意書を持ってきたことで、同席していた株主たちは心を動かされる。「解任しないでください」と訴えるファンとウンソンの姿を見て、ジュンセは自分の投票用紙を握りつぶす。
スクチャの解任が否決され、パク弁護士の失脚は決定的。父親を裏切ったと責められたジュンセは、思い悩む。そんなジュンセを心配するウンソンに、ヘリは、ウンソンの部屋の敷金も半分ジュンセが出したと話してしまう。一方、ジュンセは、スンミに呼び出されるが「脅迫されたことは誰にも言わない。悪あがきはやめろ」と話す。
スクチャのもとに謝罪に訪れたジュンセに免じて、スクチャはパク弁護士は訴えないことにする。
スクチャはウンソンを家に呼び、本社で業務を学ぶよう言うが、ウンソンは「会社を受け継ぐ自信はない。自分の夢を追いたい」という決意を話す。
やけ酒ばかり飲んでレストランにも来なかったジュンセに、ウンソンは「力になりたい」と申し出るが、「同情はいらない」と言われてしまう。
ウンソンはイ店長に辞める意志を伝える。それを知ったファンは「スンミには自分の気持ちを話した、スンミには考える時間をやりたい、信じて待ってろ」と言う。
食堂で食事をしていたピョンジュンは、ボードに張ってあったウヌのビラに気づく。ウヌが行方不明だと知りがく然としたピョンジュンは、ソンヒを呼び出し「子供たちを捜すために自首する」と話すが、「私を追いつめたら、がけっぷちから落ちるのはあなた」と逆に脅されてしまう。
ファンと話すため、ヨンソクの店に向かったスンミは、店から出てきたウヌを見かけて驚く…。
ファンと一緒にいるウヌを見かけたスンミ。ウヌを大邱に連れ去った後、他の場所に捨てたのではないかとソンヒを問いつめる。否定するソンヒ。自分が犯した罪の発覚を恐れ、大邱の施設に預けただけだと答える。観念したスンミは、ウンソンにウヌを引き合わせてソウルを離れようと言うが、ソンヒは聞き入れない。ソンヒはウヌの居場所を確認し、代理店と自宅を手放す手配を。ファンはスクチャがウンソンを信じていることを確認。一方、付岩洞の家はジュンセの援助で借りていたことを知ったウンソンは、家を引き払う決意をする。
ソンヒはウヌと会わせることを条件に、誰にも言わずアメリカへ行くよう、ウンソンに取引を持ちかける。乗り継ぎ先の東京でウヌを引き渡すというのだ。ウンソンは悩んだ末に取引に応じる。
ソウルを離れる覚悟をし、辞表を出すスンミ。一方、ソンヒはカン室長にウヌをさらうよう命じる。明後日に出発を控えたウンソンは、スクチャを訪ね、ファンをデートに誘う。いつもと様子が違うウンソンに違和感を覚えるファン。
ピョ執事の調査で、スクチャはスンミの実の父親は生きていることを知る。
ウンソンはイ店長に辞表を出し、チンソン食品を去る。出勤しないウンソンを心配したファンは、イ店長からウンソンが辞表を出したことを聞いて店を飛び出す。付岩洞の家へ行くと、大家の女性がウンソンは大きなカバンを提げて出ていったと言う。ファンはヘリからウンソンがパスポートを探していたことを聞き出し、空港へ向かう。
カン室長はウヌを車に乗せるが、途中でウヌに逃げられてしまう。
一方、ピョンジュンはジュンセのレストランを訪ねる。ヘリがピョンジュンに気づき、ウンソンの父親であることが判明。ジュンセとピョンジュンも空港へ向かう。
空港に着いたファンはウンソンを見つけ、理由を問いただす。そこにジュンセとピョンジュンが現れる。空港で父ピョンジュンと再会したウンソン。ウンソンから事情を聞いたピョンジュンたちは、ソンヒに電話させる。ウヌがいなくなり、パニック状態のソンヒは、ウヌは体調が悪いから飛行機には乗るなと言う。すぐにソンヒの家へ行こうと言うピョンジュンだが、ウンソンたちはスクチャに呼び出される。まずはウヌを見つけることが先決だと言うスクチャ。ヨンナンを使ってソンヒを呼び出し、ウヌの居場所を聞き出そうとするが、ソンヒは自分はウヌを捨ててはいないとシラを切り、居場所が分かったら教えると言って、スクチャの家を後にする。ソンヒのあとをつけ、引っ越し先を突き止めるピョ執事。ウヌがソンヒの家にいることを確認しだい、ウヌを取り戻す作戦だ。
一方、ヨンジェがヨンソクの親戚の子ではないと知ったファンは、ウヌを探し回る。教会でウヌを見つけ、ウンソンの弟だと確信。ウヌを家へ連れ帰り、一家は涙の再会を果たす。
ウンソンたちはソンヒを追い詰めようと、ウヌを連れてソンヒの家へ向かう。
追いつめられたソンヒは、スンミを一人ニューヨークへ行かせようとする。そこへウンソンたちが現れる。ソンヒに手を上げるピョンジュン。ウヌはその手を押さえ、ソンヒを「お母さん」と呼ぶ。スンミはウンソンに責められ、継父ピョンジュンとウンソンに対する複雑な思い、そしてファンへの想いを漏らす。そんな2人のやり取りを見つめるファン。
翌朝、ピョンジュンはジュンセとパク弁護士に付き添われ、警察に出頭。保険金を返すことを条件に刑事告訴を免れる。ソンヒも同じ処分に。代理店を解約したソンヒ。家も返そうと言うスンミに、ソンヒは力無く「好きになさい」と答える。明け方、ソンヒは屋上に上がり、手すりに手を掛ける。屋上から飛び降りようとするソンヒを必死に止めるスンミ。
ソンヒは保険金を全額返還し、ピョンジュンにその領収証を渡す。すべてを差し出したソンヒは、生きることでスンミに償うと言い残して去る。スンミは買ってやれなかったプルコギバーガーをウヌに渡し、ウンソンに別れを告げる。さらにファンと一度やってみたかったことがあると言って、ファンと一緒にバスに乗り、ファンへの想いを断ち切る。すべてを精算し、ソウルを離れるソンヒとスンミ。ウンソンはピョンジュンに勧められ、ウヌを連れて留学することに。激怒するファンだが、ウヌのためと言われては何も言えない。ウンソンの留学を知ったスクチャは、「後悔しない道を選べ」とファンに留学の許可を出す。ウンソンはファンに「待ってて」と素直な気持ちをぶつけ、ファンもそれに応える。ファンはスクチャにいい思い出を作ってやりたいと、ソウルに残ることを決意。本社に入社願書を出す。
パク弁護士は法律事務所への転職が決まり、イニョンはウンソンと和解。ジュンセとヘリはクルーズ・レストラン開業のため、ウンソンの見送りはできない。ジュンセは「ファンと幸せになれ」と言って、東海へ出発する。
一方、ピョ執事が見合いを断り、ヨンナンはピョ執事が慕っていた熟女が自分だと知る。
二人の気持ちに気づいたスクチャは、ひと安心。遺言状を破り、株式をすべて社員に分け与えると言う。残りの財産の処理をファンに、社員のマンションの建設をピョンジュンに任せる。
スクチャから本社に入る理由を聞かれたファンは、父親と同じ所で働いてみたかったと答える。ファンが父親が死んだのは自分のせいだと思いこみ苦しんでいたことを知り、なだめるスクチャ。ファンはやっと罪悪感を手放すことができた。
一方、スンミは地方の小学校で子供たちに勉強を教え、ソンヒは生花店で働く。慎ましい生活ながらも、二人仲良く暮らす母と娘。大学院編入の準備で忙しいスンミは、晴れやかな顔で、今が一番幸せだと言う。
ファンは父親が死んだ日に一緒に行った場所へウンソンを連れていく。そこで、ウンソンにカレーを作ってやる。まずいカレーを涙ぐみながら食べるウンソン。空港に向かう直前、ファンに「愛してる」とささやき、キスをする。

同じ飛行機で帰国したのは、食品会社の創業者を祖母に持つファン。出迎えにきていたは、ファンとの結婚をもくろむスンミ(ウンソンの継母の連れ子)だった。飛行機を降りる際、ファンはウンソンのバッグを間違えて持っていってしまう。そうとは知らず、ウンソンはファンのバッグを持って帰る。
ジュンセとヒョンジンをクルマに乗せ、自分で運転して帰るウンソン。途中で隣を走っていたファンが捨てたコーヒーのカップがフロントウインドウに激突、激怒してカーチェイスを繰り広げるが、逃げられてしまう。
ウンソンの弟ウヌはピアノの才能のある自閉症児。ウンソンと同じく、ニューヨークの学校に留学することになっていたが、ウンソンの父ピョンジュンの会社は銀行からの援助を打ち切られ、不渡りを出す事態になっていた。ウヌを留学させるどころか、ウンソンが呼び戻されたのも、娘を留学させる経済状態ではないからだった。娘にそのことを言い出せないピョンジュンに、再婚相手のソンヒは「あなたの心臓を売ってでも何とかして」と言う。
ウンソンは、翌日の父の誕生日に、実は専攻をフードコンサルタントに変えたことを打ち明けるつもりでいた。父の会社を継がなくても、自分の好きな仕事で成功すれば、弟のウヌの面倒を見られるからだ。しかし父へのプレゼントは自分のバッグの中。ウンソンは自分のバッグを取り戻すべく、ファンに電話を入れるが、実家に戻りたくないファンが携帯の電源を切っていたため、電話がつながらない。やっと電話がつながったのは、ファンの帰国祝いでの支払いが足りない状況。ウンソンは「バッグを返すから」と店に呼び出され、不足分を払わされるハメに。しかも酔ったファンの代わりに、クルマで彼をホテルに送り届けることになる。ホテルの部屋に強引に連れていこうとするファンを、ウンソンは殴ってしまう。
翌朝、殴られたことを思い出したファンは、「バッグを渡す」という言葉をエサに、ウンソンに待ちぼうけをくわせる。
ピョンジュンは金策のため、仁川(インチョン)のカン社長のもとを訪れる。夜まで待つが、不渡りを防ぐには至らない金しか用意してもらえなかった。屋台で飲み千鳥足で歩くピョンジュンのあとを、怪しい男がつけていた。ピョンジュンは路地裏で殴られ、カン社長にもらった金や財布、時計や結婚指輪を奪われてしまう。
翌朝、目を覚ましたピョンジュンは近くの店に駆け込む。その店のテレビで、火事の犠牲者の中に自分の名前があることを知る。
ソンヒは家で、やはり夫が火事の犠牲になったことを知る。警察に身元の確認に行くが、遺体は丸焦げで顔では確認できなかった。ただ、時計や結婚指輪が夫ピョンジュンのものだった。途方に暮れるソンヒだったが、夫が生命保険に入っていたことを思い出す。
ソンヒに電話をかけ、父の悲報を知ったウンソンは、葬儀場に駆けつける。ところが父はすでに荼毘に伏されていた。義母を責めるウンソンに、ソンヒは「私が見た。私の言葉を信じないのか」と告げる…。
父の死を信じないウンソンに、義母ソンヒは父の遺品を見せる。ソンヒは保険金を手配。出棺の日、泣き崩れるウンソンとウヌを物陰から見つめる父ピョンジュン。
ヒョンジンは新聞記事を見て、ウンソンの父の会社の倒産を知る。葬儀にも出ないヒョンジンを殴り飛ばすジュンセ。ヒョンジン経由でウンソンを呼び出したファンだが、ウンソンは待ち合わせ場所に現れない。ファンは祖母スクチャに連れ戻され、留学の中止を言い渡される。スクチャとファンの死んだ父が設立した食品会社チンソンを守れと言うのだ。副店長として本店勤務を命じられるが、仕事を覚える気はなく、イ店長と衝突を繰り返す。
一方、ウンソンの家には債権者たちが押し寄せる。明後日には家も明け渡さねばならない。ソンヒは自分は何も聞かされていなかったと訴え、債権者たちに事故の補償金を分け与える。ソンヒはウンソンの父親が死んだ今、ウンソンとウヌは家族ではないとウンソンに告げる。ソンヒの娘スンミはソンヒを責めるが、ソンヒはすべてはスンミをファンと結婚させるためだと突っぱねる。ウヌを連れて家を出るウンソン。しかし、手持ちの金では部屋が借りられない。一旦、友達イニョンの家にウヌを託すが、ウヌが暴れ出したため、二人で町をさまようことに。
一方、マンションに引っ越したソンヒとスンミ。どこにそんなお金があったのだと責めるスンミに、借金をしたのだと答えるソンヒ。パク弁護士は息子ジュンセにチンソンへの入社を勧める。ジュンセは「他人が敷いたレールに乗るのはつまらない」というウンソンの言葉を思い出し、父の誘いを断る。
ソンヒからもらった金をなくし、途方に暮れるウンソン。ウヌと一緒に飛び降り自殺を図ろうとするが、ウヌの「姉さんも好きだ 幸せ」という言葉を聞き、思いとどまる。
ソンヒはファンの家族には夫が死んだことを伏せ、加盟店をやりたいとファンの母ヨンナンに相談。ファンとスンミの結婚を楽しみにしているヨンナンの気持ちをくすぐる。
ウンソンは高校時代の友達ヘリに相談、ヘリの紹介で夜はクラブで働き、ヘリが恋人と住む部屋に居候することに。ファンは妹ジョンにせがまれ、ジュンセとスンミを誘いクラブへ出かける。派手な格好をして働くウンソンを見かけ、スンミはたまらず店を出る。ファンはカバンを返せとウンソンに迫る。
ヘリの恋人に頼まれ買い出しに出たウヌは、「ピアノ」の看板に誘われピアノ教室へ。連絡を受け迎えに来たソンヒは、ウヌの能力を知り、車で連れ出す。
ウヌがいなくなったと知り、必死に捜すウンソンとヘリだったが、ウヌは見つからない。
その頃、ソンヒはウヌを車に乗せ、テグ・インターチェンジでおり住宅街をさまよう。「天使の家」を見つけ、ウヌをそこに置き去りに。
翌朝、携帯を買い換えて帰宅したソンヒは、スンミにも新しい携帯を渡す。スンミは、父親を亡くし会社もない今、大学院で経営を勉強する意味はない、辞めて働くと言い出す。そんなソンヒは、自分が働くと告げ、チンソン食品の加盟店を開くことにする。ところが、スクジャは特例を認めず、「過ぎてきた道」という自分の人生についての小論文を読んで審査すると言う。
2時間しか寝ていないウンソンは、昔住んでた町でウヌを捜すが、どこにも姿はない。疲れ果てて帰宅すると、ヘリのアパートの前で倒れてしまうが、クラブでウンソンの弟が行方不明だと知り新しい携帯を届けに来ていたジュンセが、ヘリの部屋まで抱きかかえて連れてきてくれる。名乗らずヘリの家を後にしたジュンセだったが、保護施設のリストを持って再びヘリの家を訪れ、ビラを作る約束もする。なぜ助けてくれるのかと尋ねるウンソンに、ジュンセは「君には助けが必要だ。俺を兄さんだと思え」と言う。
町をさまようピョンジュンは、思い切って家族の前に出ることを決意。しかしソンヒの電話もスンミの電話もつながらない。ウヌの中学に行くが姿が見えないので、父親の友人を装って学校に電話をかけ、ウヌが登校していないことを知り、がく然とする。
ジュンセはヘリを呼び出し、ウンソンにお金を渡してほしいと頼む。ウンソン用の部屋の敷金が足りなかったヘリは、半分だけ借りることに。新しい家に引っ越したウンソンは、屋台で米ギョウザを売ることを決意する。
本店の店長を殴ったファンは、スクジャの怒りを買い殴られる。店長に謝るよう諭されるが、謝るどころか治療費として札を店にばらまく。それを知ったスクジャは怒り心頭。ファンの育て方を間違ったかと自分を責め、初心に戻るべく、商売を始めた頃の服装で町に出る。そこで米ギョウザを売るウンソンと若い頃の自分を重ね合わせていると、常連の屋台の男性にどつかれ、錯乱状態に。男の子の姿を見てミンソクだと思い込み、追いかけるうちに、路地の階段から落ちてしまう。
ウヌを捜す1日分の費用を稼いだウンソンは、帰り道に倒れているスクジャを発見、病院に運ぶ。スクジャは外傷性の一時的な記憶喪失に陥っていた。ウヌを捜しに行こうとするウンソンに、スクジャはすがりつく…。
病院ですがりつくスクチャを放っておけないウンソンは、自分の家に連れてくる。スクチャは一時的に記憶喪失に陥り、自分がどこの誰か覚えていなかった。朝、通りで米ギョウザを売ってお金を稼ぐウンソン。スクチャは味噌汁を作って商売を助ける。稼いだお金を大事にするウンソンの姿を見て、スクチャはすべてを思い出す。だが記憶が戻らないフリをしていた。ところが、急に機嫌が悪くなったり、大家さんの花壇を荒らしたりと、迷惑行為を繰り返してウンソンを困らせる。スクチャを追い出してもいいような状況だったが、路頭に迷うつらさを知っているウンソンには、それができなかった。
スクチャの居所がわからず、ヨンナンとジョンはピョ執事を問いつめるが、「知りません」の一点張り。本当に知らなかったのだが、記憶の戻ったスクチャから「数日休むから心配するな」との電話が入る。
ジュンセは何かとウンソンの助けになろうとするが、ヒョンジンの店で働けと言ってしまったことでウンソンの機嫌を損ねる。ヒョンジンは、ウンソンの境遇を知って態度を急変させたらしい。ジュンセは改めてウンソンを朝食に誘う。誘ったのはチンソン・ソルロンタンの店だった。そこでジュンセは、同情したことはないが、軽率なことを言ったと謝り、生活基盤を固めるため、この店で働いてはどうだと持ちかける。チンソン食品は、社員の都合で働ける会社だからだった。
ジュンセの勧めを受け、ウンソンは面接を受けることに。それを知ったスクチャは、仮病を使う。困り果てるウンソンだったが、面接を棒に振ってまでスクチャを病院に連れていく。帰宅後、そのことでスクチャを責めるウンソン。翌日、ウンソンが帰宅すると、スクチャは姿を消していた。
早朝、米ギョウザを売るため通りに向かうウンソンに、ピョ執事が声をかける。スクチャの邸宅に連れてこられたウンソンは、「私が助けたおばあさんはここに住むような方じゃない」と言うが、邸宅の中で待っていたのは、そのおばあさんだった…。
スクチャの屋敷に案内されたウンソンは、中で待っていたスクチャを見て驚く。スクチャはウンソンに、「ここで私と暮らすなら弟を捜してあげる」と提案する。「ウンソンは命の恩人だ」というスクチャに、家族は猛反発。世話になったのなら、謝礼金だけ渡せばいいと言っても、スクチャは聞く耳を持たない。さらにスクチャは、ウンソンがチンソン食品の面接を受けられるよう手配する。
ヘリの勧めもあり、ウンソンはスクチャの家に。門から庭に入ったところで、帰宅したファンと鉢合わせてしまう。カバンを巡ってまた言い合いになり、ウンソンはスクチャの家を後にする。
ウンソンを追い返したファンに、スクチャはおかんむり。留学をやめてこれから何をして生きるか計画書を書けと命じる。
チンソン食品の面接に来たウンソンは、社長がスクチャであることを知りまた驚く。ファンとのいきさつを聞いたスクチャは、「プライドのほうが弟より大切なのか」と諭し、スクチャの家に住むならウヌを捜すという提案を繰り返す。
ジュンセに話すと、「そのおばあさんはいい人だ」と言ってくれる。背中を押されたウンソンは、スクチャの家に行くことを決意する。やはり家族は反発するが、ウンソンはチンソン食品にも翌日から出勤することに。
ピョンジュンの四十九日の法要の日が来た。行かないと行っていたソンヒだったが、ウンソンがスクチャの家に住むことになり、しかもスンミと同じチンソン食品に就職したことを知り、ウンソンに会うため寺に向かう。思惑どおりウンソンと再会したソンヒは、ウンソンたちを追い出したのは気が動転したためで、携帯を替えたのは借金取りから逃れるためだったと詫びる。
帰り道、ウンソンだけでも引き取ろうというスンミに、ソンヒは、ウンソンがスクチャの家に住んでいること、つまりファンと同居していることを話す。ウンソンとウヌに同情的だったスンミだったが、それを聞きウンソンに嫉妬を感じ始める。
ソンヒはウンソンを呼び出し、ファンとスンミの結婚話を進めるため、ピョンジュンが死んだことは内緒にしてくれと頼む。スンミのためと言われ、ウンソンは誰にも言わないと約束する。
ソンヒが月曜日にエステに行くことを思い出したピョンジュンは、電話で予約時間を確認し、ソンヒを待ち伏せる。そして、エステを済ませてクルマに乗ろうとしたソンヒに声をかける…。
ついにソンヒの前に姿を現したピョンジュン。ソンヒとうちへ帰るつもりだったが、ソンヒは冷たい態度。ウンソンやウヌの居場所を尋ねると、2人でアメリカに留学したと言われてしまう。突然のことに驚いたソンヒは、明後日また会いましょうと言って、その場から走り去る。
ウンソンが家にいることを不満に思うファン。ウンソンに嫌みを言うと「私のことを知らないくせに」と言われる。正体を見てやろうとウンソンのカバンを開けるファン。カバンの中には、ウンソンが言っていたとおり、父親へのプレゼントと料理ノートが出てくる。詐欺師呼ばわりしたことを反省したファンは、飲み代と携帯代を返そうとするが、「あなたのカバンを見つけたらもらう」と言われてしまう。
スンミの家にファンのカバンをあると確かめたウンソンは、取りに行こうとするが、スンミに「明日持っていくから」と断られてしまう。ところがウンソンはヨンナンに頼まれ、ソンヒが忘れていった携帯を届けることに。ファンのカバンを持った出勤直前のスンミと鉢合わせてしまう。ソンヒとスンミが豪華なマンションに住んでいると知り、怒って立ち去ろうとするウンソンに、スンミは「私の父さんの遺産があったの」とウソをつく。
ウンソンはファンにカバンを返す。ファンが中を確認すると、手をつけた形跡はまるでなかった。
ソンヒはピョンジュンと再会し、「地方に行っててくれ」と言う。ピョンジュンが現れてしまうと、保険金を返さなくてはならないからだ。ショックを受けたピョンジュンは、ソンヒが差し出した金を受け取らずに立ち去る。
スクチャはウンソンに、靴とスーツを買うようお金を渡す。ウンソンはデパートではなく、市場で安い靴を購入。残ったお金はスクチャに返す。
スクチャから計画書を出すよう言われたファンとジョンは、それぞれ「ゴルフ練習場」と「花嫁修業」という計画書を出す。その内容と、買い物ざんまいのヨンナン、ジョン母子に、スクチャは失望する。そんな矢先、本店で食事中、めまいを感じるスクチャは病院へ行く。病院から帰宅すると、ソウル工場のカン主任が、娘と自分の精一杯のプレゼントを渡そうと待っていた。ファンは、親しげに話してくるカンを突き飛ばしてしまう。
育て方を間違えたと悟ったスクチャは、ヨンナン、ファン、ジョンに集まってもらい「支援を打ち切る」と告げる。さらにスクチャは、「私の全財産をコ・ウンソンに相続させる」と言い出す…。
スクチャは遺産はウンソンに相続させると宣言、ヨンナンとファン、ジョンには働かなければ家を追い出すと告げる。本店勤務を命じられたファンは家を飛び出す。ヨンナンは工場勤務、ジョンは二号店勤務、財布と車のキーを取り上げられ、交通費の一万ウォンだけ渡される。勤労とは無縁だったヨンナンとジョンは、地味な仕事に耐えられず途中で逃げ出してしまう。
ヨンナンから遺産の話を聞いたソンヒは愕然とするが、ファンを懲らしめるスクチャの作戦なのだと考え、スンミにファンを慰めてやれと送り出す。
一方、ジュンセはウンソンの就職祝いに自転車を贈り、話があるとレストランに招待する。レストランを訪ねたジョンは、ジュンセにここで雇ってくれと頼む。働きさえすれば、家を追い出されないからだ。ジュンセがジョンを帰そうとすると、そこにウンソンが現れる。ジョンから、ジュンセがこのレストランのオーナーだと聞かされたウンソンは、その場を立ち去る。ウソをついていたジュンセが許せなかったのだ。
一方、パク弁護士はソンヒに不況知らずの事業を紹介。ジュンセはピョンジュンに建設現場の仕事を紹介する。
ホテルに泊まっていたファンは、宿泊料が払えずヨンナンに電話。ヨンナンはスクチャに支払いを頼むが断られ、ファンは警察に突き出される。保釈金さえ支払えないヨンナンは、ジュンセにファンを迎えに行ってもらう。
渋々、本店勤務を引き受けたファンは、初日からタクシー出勤。渋滞に巻き込まれ、交通費の一万ウォンをオーバーし、再びウンソンから借りるハメに。なぜ懲りないのかと責めるウンソンに、ファンは「調子に乗るな」と、スクチャが遺産はウンソンに相続させると言った事実を告げる。
本店で働きだしたファンは慣れない仕事に大苦戦。昼食のまかないも食べず、帰りのバス代はウンソンに払わせる。ピョンジュンはジュンセの紹介でヒョンジンの現場で働き出す。
遺産の話が気になったウンソンは、スクチャに真相を聞き出す。ファンの目を覚ますための作戦だと知り、ウヌを捜してもらうことを条件に協力を承諾。
ソンヒはパク弁護士からイ社長を紹介される。祝杯を挙げた帰りに、スンミに見とがめられ、また再婚する気なのかと責められる。すべてはスンミのためだと涙ながらに訴えるソンヒ。スンミはまかないを食べないファンに弁当を作るが、ソンヒは必要以上に男に尽くすなと助言。ファンがウンソンと一緒に本店で働いていることを知り、工場で働くヨンナンのもとを訪れる。「腐れ縁にして二人をくっつけるつもりかしら」というヨンナンの言葉を聞き、不安がよぎる。
ファンの教育係を任されたウンソンだが、やる気のないファンと衝突するばかり。ファンは昼休みに弁当を持ってきたスンミと出かける。
一方、ウンソンはジュンセのレストランにルッコラを植え、ジュンセと仲直り。
倉庫整理も中途半端のまま屋上でサボるファン。怒ったウンソンは思わず、最後に父親に会えなかったのはファンのせいだと言ってしまう。ウンソンとソンヒの電話でのやり取りを耳にしたファン。ウンソンの口から「スンミ」の名前が出たので驚く。
ピョンジュンはアメリカの大学に問い合わせ、ウンソンの退学を知る。ウンソンに頼まれ、ウヌの写真を探していたスンミは、ソンヒの部屋でマンションの登記権利証を発見。しかもそれが自分の名義であったため、母親に再び疑念を抱く。
一方、ソンヒはウンソンを呼び出し、やっと仕事が見つかったので部屋を借りてあげるから、スクチャの家を出なさいと提案。ウンソンはウヌを捜すためにスクチャの家を出る気はないと断る。スクチャがウヌを捜しており、地方に捜索範囲を広げたことを知り、愕然とするソンヒ。
ウンソンを呼び出したソンヒは、スクチャがウヌを捜しており、捜索範囲を地方まで広げたことを知り焦る。ソンヒにマンションの登記権利証を突きつけるスンミ。ウヌがいなくなったのはソンヒのせいだと責める。
傷ついたスンミはファンを呼び出し、ファンの優しさに触れ元気を取り戻す。ファンはスンミの弁当を断り、一日一万ウォンでやりくりする。一方、ヘリとケンカしたチャンジンがウンソンのもとを訪れる。2人のやり取りを見たファンは軽く嫉妬。
接客ができないファンは厨房に回され、不注意でヤケドしてしまう。ウンソンは祖母から教わった応急処置だと、傷に歯磨き粉をつけてやる。
一方、追いつめられたソンヒはウヌを連れ戻しに天使の家へと車を走らせる。人を雇って探らせると、自閉症の子はいるが院長の息子だと言われる。ちょうどその頃、院長夫妻はウヌをピアノ教室へ連れていき、ウヌがサヴァン症候群だと知る。マンションを売る手配をするスンミ。
コンビニでバイトするヘリ。チャンジンがヘリと住んでいた部屋を担保にして株を買ったのだ。ヘリはチャンジンの借金のためにホステスをやるのはもうやめると宣言。ウンソンはの部屋を解約、ヘリとヘリの友達から借りたお金を返し、地方で部屋を借りなおすと言う。焦ったヘリはジュンセに相談、ジュンセはヘリを自分のレストランに就職させる。ヘリが就職しての部屋に住むと言えば、ウンソンが解約を思いとどまると思ったからだ。
ウンソンはスンミにウヌの写真を持ってきてもらい、捜索用にピョ執事に渡す。
ウンソンは母親の命日を明日に控え、墓参りに行くため休みを取るが、備品整理をしていたファンの様子を見に行き、足をくじいてしまう。
墓参りの当日、スクチャはファンにウンソンの運転手をするよう命じる。出勤せずに済むならと引き受けるファン。大きな荷物を抱え、足を引きずりながら墓へ向かうウンソン。見かねたファンは荷物を持ってやり、ウンソンの母親が亡くなっていたことを知る。
一方、ジュンセは父親のパク弁護士から、ジョンをレストランに雇うよう命じられる。ヨンナンに頼まれたのだ。さらにジョンとの結婚を勧められるが、ジュンセは母親を理解しなかった父親を責め、自分は心から尊敬できる女性と結婚して一生大切にすると宣言。
一方、同じく墓参りに来たピョンジュンはウンソンとニアミス。お墓に供えられた花束とシャンパンを見て、ウンソンが来たことを知り駆け出す。
ピョンジュンはウンソンを追いかけるが再会は果たせない。昼食でケンカしたファンとウンソンは険悪なまま帰宅。ウンソンはピョ執事にくじいた足を診てもらう。
ソンヒはスンミが家を売りに出したことを知り激怒。スンミは家を売ってウンソンに謝ると言うが、ソンヒはそんなことをしたらスクチャに告げ口されると思いとどまらせようとする。
ウンソンの足を心配したジュンセは、ウンソンを自転車の後ろに乗せ、牛乳配達を手伝う。ジュンセのレストランで働くことになったジョンは、早速ヘリと火花を散らす。
接客が苦手なファンにはりつくウンソンは、独り立ちするまで二人一組で動くと宣言。ファンに借金77万ウォンを毎日5千ウォンずつ返すよう要求し、外食できなくなったファンにまかないを食べさせる。
ヘリは就職が決まったとだけウンソンに報告し、ジュンセのレストラン「ナム」に呼び出す。スクチャはウンソンに服を買ってやり、ヘアメークもさせ、ウンソンを女らしく変身させる。あまりの変貌ぶりに、ヘリやイニョン、ジュンセはびっくり。
ジュンセに家まで送ってもらうと、後ろ姿を見たファンはジョンと勘違い。女らしいウンソンにドキドキする。
同じ頃、ソンヒの開業祝い。スンミに誘われたファンは、スクチャに花代の前借りをする。パク弁護士とヨンナンも駆けつけ、パク弁護士はソンヒにさらに心ひかれていく。
スクチャは他にもウンソンに試着させた服を3着買って帰宅。それを知ったヨンナンは激怒。自分の年齢で工場で働くのはつらいと訴え、スクチャが言った「工場がイヤなら家事をしろ」の提案を受け入れる。
ヨンソクは融資を受け、新たなバーを買い受ける。
帰宅したファンはジュンセに送られて帰宅したウンソンをジョンだと思いこむ。あまりの変身ぶりにドキドキするファン。スンミは家が売れたとソンヒに報告。ソンヒはウンソンだけ留学させたピョンジュンに恨み言を吐き、マンションは当然の取り分だと言う。
スンミはウンソンに真実を告げようと決意。そこへピョンジュンが訪ねてくる。
ソンヒのマンションを訪れたピョンジュン。ソンヒはとっさにウンソンはアメリカにいるとウソをつく。ショックを受けたスンミはヨンソクのバーへ。心配したヨンソクがファンを呼び出すが、スンミはファンに会わずにバーを飛び出す。
家事を甘く見ていたヨンナンをピョ執事が厳しく指導。ファンは客のシャツにキムチの汁を飛ばし、謝罪もせず客を怒らせる。自分は必死に働く必要はないと言うファンにウンソンは怒りを爆発。ホールに戻ると、ウンソンはソウル工場への異動を命じられる。
パク弁護士は2号店の売却を提案。「不動産で儲けようと言うのか?」とスクチャは難色を示す。ジュンセのレストランで働きだしたジョンは、ウヌを捜すビラを見て、ウンソンの弟が行方不明だと知る。
初月給をもらったウンソンは、家族に特製ビビンバをふるまい、好評を得る。ピョ執事にはバンダナ、スクチャには寝巻きを贈る。
一方、スンミはウンソンと会う約束をキャンセルし、ウンソンの名前でピョンジュンにメールを送る。生きていたことを黙っていたピョンジュンを責める内容だ。
ファンから解放されたウンソンは、ソウル工場で張り切って働き出す。昼休みから戻ると、そこにはファンの姿が…。本店で客の靴を足で片づけ、店長に飛ばされたのだ。以前態度の悪かったファンに敵意をむき出しにするヒョンシル。
ウンソンはヘリに借金の一部を返し、ジュンセにはハンカチを贈る。そこへウヌが見つかったという知らせが。ジュンセと一緒に天使の家へ駆けつけると、ウヌはまたしても行方不明になっていた。ピアノ教室へ行ったまま帰らないというのだ。悲しみに暮れるウンソン。院長夫人にウヌが現れた時の様子を尋ねると、ウヌは最初、チョコ牛乳を持って門の前に座っていたらしい。誰に買ってもらったのかと聞くと、「お母さん」と答えたと言う。ソンヒがウヌを捨てたのだと知ったウンソンは怒りに震え、ソンヒの家の扉を叩く。
ウヌを置き去りにしたのはソンヒだと考えたウンソンは、早朝ソンヒを訪ねて問いつめるが、「私じゃない」と言い張られてしまう。帰宅したウンソンは傷心で気力を失うが、「それはウヌを見捨てたのと同じだ」とスクチャに言われて反発する。ウンソンに気力があるのを確認したスクチャは、「わが子に先立たれるより、マシだ」と諭す。
ウヌは自分が弾いていたピアノが運び込まれた店に入り込んでピアノを弾いていた。店主に何度追い出されても戻ってくるウヌを、偶然バーのピアノを売ろうとしていたヨンソクが見かけ、店に連れていく。生き生きとピアノを弾くウヌは客にも評判がよく、ヨンソクは自宅に連れて帰る。
ウンソンが配達を休んでいる間、ジュンセが牛乳配達をしてくれていた。
ファンは、ウンソンが牛乳配達までしていたことを知り、初の給料日に借金を返そうとする。しかし、ウヌがいなくなったのは、そもそもファンが携帯を壊したせいだと思って怒り心頭のウンソンは、とりつく島もない。
ファンが自分のほうを向いてくれないのを感じているスンミは、ウンソンがジュンセと付き合っているとファンに話す。ファンは自分でも思いがけず動揺する。
ウンソンは、ソンヒとスンミが住むマンションが、父の事故より前から購入されていたことを確認、だまされていたことを知る。
スクチャは遺言状を書き換えることを決意。財産を譲渡されることに迷いのあったウンソンだが、スクチャが会社をいかに大切にしているかを知り、会社経営の能力を証明できれば財産を受け継ぐという条件を受け入れる。スクチャは、遺言執行者もパク弁護士ではなく、別の弁護士に依頼し「自分の死後、全財産をコ・ウンソンに譲る」という内容の新しい遺言状を作成、家族の前で発表する。あまりのことに、言葉を失う家族たち…。
スクチャは遺言状を書き直し、自分が死んだら全財産をウンソンに譲ると正式に宣言する。条件は2号店の売り上げを20パーセント増やすこと。だがこれは、家族や理事たちを納得させるためのものだった。ショックを受けるファン、ヨンナン、ジョン、パク弁護士。困惑していたウンソンも、このチャンスを受けるとみんなの前で言う。
ファンは、ウンソンに「金が欲しかったのか」と詰め寄るが、ウンソンは「他人に会社を譲ろうと思わせたのはあなただ」と言い放つ。
ウンソンは相続人になったことをジュンセとヘリに報告する。ウンソンを応援するジュンセだったが、父親のパク弁護士からは「今からでも会社に入れ」と言われる。会社に尽くしてきたパク弁護士にとって、ウンソンが会社を受け継ぐことは屈辱だったのだ。ジュンセは父親とウンソンの板挟みになる。
ヨンナンとジョンは、縁を切ると言えば、スクチャが考え直すのではないかと家を出る計画を立てる。
ファンは、金のない惨めさを実感する。やけ酒を飲んだファンを迎えに行くスンミ。帰り道、気分の悪くなったファンに、弱いところを見せてくれと言う。
帰宅したファンは、豪邸に引っ越してきた当時を思い出す。ポーチの階段で打ちひしがれていると、ファンに気づかずスクチャとピョ執事がファンのふがいなさについて話し始める。スクチャは、ファンに期待していたが失望したため、ウンソンに遺産を残すことにしたと話す。ファンは、祖母の財産に頼っていきてきたことを反省、スクチャに「もう一度チャンスをくれ。2号店で働きたい」と申し出る。
家出をしたヨンナンとジョンは、お金がないため、ソンヒの家に転がり込む。
2号店を訪れたファンは、ウンソンに「ばあちゃんの会社は渡さない」と宣言する…。
2号店で働くことになる。しかし帰宅すると、ヨンナンとジョンは家出していた。ファンは、ソンヒの家に転がりこんでいた2人を連れて帰ってくる
父親であるパク弁護士に会社に入れと言われたジュンセは、祖父から譲り受けた店をやることで幸せを感じる、と断ってしまう。
人が変わったように仕事をするファンに、ウンソンはじめ一同はビックリ。主任に昇格したウンソンを「主任」と呼ぶ練習もする。
ウヌを家につれてきたヨンソクは、メガネと帽子で変装させ、ピアノを弾かせようと考える。
ウンソンと連絡を取りたくてメールを打つピョンジュンに心を動かされ、スンミはソンヒに「店を持たせてあげて」と頼む。ソンヒにはスンミの考えがわからない。
ソンヒの家にいた時に、ファンがスンミにプレゼントしたバッグを、ジョンがもらってきてしまう。それに気づいたファンは、バッグを取り返し、スンミに返すべく待ち合わせる。スンミがほしがっていたストラップを市場で買い、それをバッグに入れようとして、ソンヒが隠したファイルに気づく。その中には、ウンソン、スンミ、ソンヒが一緒に写っている家族写真が入っていた…。
ファンはウンソンとスンミ、ソンヒの家族写真を見てしまう。ファンに問いただされ、スンミは義父の死を白状し、ウンソンに口止めされたのだととっさにウソをつく。どちらを信じればよいのか悩むファン。
ウンソンはジュンセから、ファンの父親はファンが7歳の時にひき逃げされ亡くなっていたことを聞かされる。事故を目撃したのはファンだけで、ファンにはその時の記憶はなく、事故の真相は謎のままだという。
ジュンセとウンソンが付き合っていることを聞いたソンヒは、ヨンナンにジュンセとジョンの結婚を勧める。ヨンナンはパク理事とスクチャから了解を得る。大喜びのジョンだが、ジュンセは結婚の話を持ってきたヨンナンに、自分には好きな人がいると告げる。ジョンはショックのあまり寝込み、スクチャもウンソンに冷たい態度を取る。
一方、2号店では三十周年記念イベントを企画。ファンはウンソンと一緒に老人会を宣伝して回ることに。
ジュンセはウンソンを自宅に連れて行き、ファンの家で作ったステーキビビンバを作らせる。二人を目撃したジョンは大ショック。ジュンセはこれからは男として見てほしいとウンソンに告白する。
ウンソンに告白したジュンセ。ウヌが見つかるまで人生を楽しむわけにはいかないと言うウンソンに、ジュンセはそれまで隣で待つと言う。帰宅したウンソンにそっけない態度を取るスクチャ。ヨンナンとジョンもウンソンを責め立て、ファンが止めに入る。ジュンセも同様に父親のパク弁護士に怒鳴られる。ジュンセは花束を持ってジョンを訪ね、自分の片思いなのだからウンソンを恨むなとジョンを諭す。
2号店は「ひと言カード」の日。スタッフ同士、無記名で褒め言葉を書き合う。「ろくでなしではないと思います」というメッセージに心を打たれるファン。のちに以前ウンソンの字を見て、ウンソンが書いたメッセージだと気づく。人が変わったように、宣伝に回るファン。
スクチャの冷たい態度に傷つくウンソン。ジュンセを避け、そのことをジュンセにとがめられる。ウンソンはプアムドン付岩洞にあるヘリの家に一泊。スクチャはプアムドン付岩洞の部屋でウンソンによくしてもらったことを思い出す。ウンソンは家を出る覚悟をしていたが、スクチャがヨンナンとジョンを説得し、家にとどまることに。
ピョンジュンはウンソンに出したメールが送信先不明で戻って来てショックを受ける。
2号店の三十周年イベント。当日の売り上げはすべて一人暮らしのお年寄りのために寄付される。本社からはスンミが、ジュンセとヘリがボランティア・スタッフとして応援に駆けつける。朝から働き通しのウンソンを心配するファン。うたた寝したウンソンが気持ちよく眠れるよう、ベンチを持ってきて脚を伸ばしてやったり、鉢植えで日陰を作ってやる。その様子を見たジュンセはファンの気持ちに気づき、愕然とする。イベントは大成功で幕を閉じ、一同は打ち上げへ。ジュンセに突っかかるファンに、ジュンセはウンソンのせいだろうと言い放つ。スンミはそのやりとりを聞いてしまう。 ファンとジュンセがケンカしたため、カラオケはお開きに。ジュンセはウンソンと、ファンはスンミと、もやもやした気持ちのまま帰路につく。
イベントの成果を聞き、満足するスクチャ。 ウンソンを妬んでばかりいたジョンだったが、朝の挨拶をしっかりするウンソンを見て、ジュンセに気に入られるよう性格を変えて対抗しようと一念発起する。
ソンヒはヨンナンに電話し、ウンソンがスクチャの家を追い出されそうもないことを知る。表で待っていたピョンジュンには、地方の果樹園で静かに暮らしてくれと提案する。
ウンソンとファンは、2人で営業用のビラを配ることに。アイスバーを食べながら休憩している時に、2人とも「団体への売り込み」を思いつく。ファンが足を痛めたウンソンをいたわるのだった・・・。
ファンが足を痛めたウンソンをいたわりながら二人一緒に返ってくるところをスンミがみてしまう。姿を隠したスンミだったが、何食わぬ顔でファンの手を取り一緒に帰っていく。
翌日、ウンソンとファンは、それぞれウェディング・ウォールに売り込みに行き、そこで鉢合わせ。ライバル心をぶつけるが、他にも教会や社員食堂など、同じ方向性のアイデアを出し合う。
スンミはウンソンを呼び出し、ファンへの揺るぎない思いを伝える。
ヨンソクのバーを訪れたファンは、ウヌのためにラーメンを作ってあげる。
果樹園に行くことを決意したピョンジュンは、ジュンセに以前借りた薬代を返し、ソンヒに地方へ行くと伝える。バスターミナルでソンヒを待つピョンジュンの前を、ウンソンを乗せたバスを通り過ぎる。信号で停車した時にウンソンだと確信したピョンジュンは、走り出したバスを追いかける…
バスに乗っているウンソンを見かけたピョンジュンは、地方の果樹園に行くのをやめ、それをソンヒに告げる。
ウヌを捜そうと、写真をボランティア・サイトに載せようとするスンミ。それは、ウヌを捜す努力をすれば、ファンの恋心にウンソンが気づいても、身を引いてくれるのではないかと計算したからだった。ソンヒは、ファンがウンソンを好きだと聞き、ショックを受ける。
ウンソンとファンは、団体の契約を取るべく、家でミーティングをする。2人で提案書を作り、いろいろな会社に営業に行ったり提案書を送付して、営業活動を進める。ウンソンはジュンセから、知り合いを紹介すると言われるが、自力でやるからと断る。
2号店にマナーの悪い客が来店し、その客が出していた脚に引っかかり、ファンは転んでしまう。握り拳は作るものの、グッとこらえるファン。それを見ていた店長は、ファンを正社員に昇格させる。
その日は、ファンとジョンの父親ミンソクの命日だった。祭祀を行う家族たち。スクチャに、なぜミンソクはひき逃げされたのか問われるが、ファンには記憶がなかった。
ピョ執事の気持ちにまるで気づいていないヨンナンだったが、洗濯物を干している時に、転びかけたヨンナンを、ピョ執事が抱きとめたことで文字どおり大接近?
2号店に工場から注文が入り、ファンとウンソンは試食品を持って出向く。試食会は順調に終わり契約にこぎつけるが、ジュンセが社長に口を利いていたことが発覚。ファンは激怒し、帰路の車中でウンソンとケンカになってしまう。「バスで帰る」とクルマを降りたウンソンは、道路の真ん中でトラックに轢かれそうになる。ぎりぎりのところでファンに助けられるが、それがきかけでファンは父が死んだ時のことを思い出す。落としたおもちゃを拾うとした幼いファンを守るため、父は轢かれたのだった。
イニョンに呼び出され、ウンソンはジュンセのレストランに。そこでイニョンに「そんなにお金が欲しいのか」と言われる。ショックを受けたウンソンは、ヘリに「遺産を受け取るのはやめようか」と話す。イニョンのせいだけではなく、劇的に変わったファンが気になるからだった。ヘリに好きなのかとからかわれ、否定するが…。
風邪気味で寝込んだソンヒの携帯が鳴り、代わりで出たスンミは、ソンヒがウヌ捜しを以来していたことを知る。
偶然2号店に来たマノは、ウンソンの名札を見てピョンジュンの娘ではないかと声をかける。マノから、父が生命保険に入っていたことを聞いたウンソンは、その保険金がソンヒに支払われていることを知る…。
スクチャ邸を後にしたウンソンは、追いかけてきたファンに「何か言えよ」と言われるが「違うと言ったら信じてくれるの?」と行ってヘリの家へ向かう。ソンヒとスンミの言葉を信じられないファンは、スンミに「誤解があったんじゃないか」と言う。
辞表を持って社長室に出向いたウンソンは、スクチャに2ヵ月は2号店で働くよう言われる。人間性はともかく、運営能力は示せというのだ。ウンソンは、遺産は受け取らないという条件で、2号店に戻ることにする。
ジュンセは生命保険の書類を調べるが、法的な不備はなかった。保険金を返してもらうには裁判を起こすしかないが、ウンソンは自分の手にあまることはしないことにする。
給料をもらったファンは、ウンソンのアドバイスを聞いてスクチャに肌着と花を買う。思いがけないプレゼントに、スクチャはファンの成長を実感する。
ファンはプレゼントを選んでくれたお礼にと、ウンソンにペンダントを買い、自転車とともにヘリの家に届ける。しかし職場に現れたウンソンの胸にペンダントはなかった。
ソルロンタンを納品する契約を教会と交わした帰り、ファンとウンソンは居酒屋で乾杯する。その場で、ウンソンは「歩く道が違うから」とペンダントを返す。
ペンダントを見ながらやけ酒を飲み酔っぱらったファンは、出張でヘリのいない家に来て、ウンソンに倒れかかる…。
酔っぱらったファンはウンソンがいるヘリの家に押しかけ、ウンソンから突き返されたネックレスを握らせ、その場で眠ってしまう。困ったウンソンだが誰にも連絡できず、そのままファンを寝かせてやる。ファンが目覚めると、朝食が用意されていた。
一方、ソンヒは借金を返した際に受け取ったという借用証をヨンナンに見せる。
ウンソンは東海クルーズの入札で企画書にアイデアを追加、スンミの決済を仰ぎに行く。本社でその企画書を目にしたスンミは、ウンソンとファンが一泊の出張旅行に出ることを知り焦る。
一方、パク理事はチャンス食品のパク社長に企画書を渡し、ひそかに入札単価を下げるよう依頼していた。パク社長はチンソン食品の元第2工場長で、ソルロンタンの製法を盗み独立した人物だ。味では勝てないとにらんだウンソンは差別化を図るため、朝食メニューに東海の郷土料理を出すことを提案。入札が決まれば二号店の売り上げ目標を一気に達成できる。
一方、ジュンセは東海にホテルを持つ伯父から、クルーズ船のレストランを任されることに。一度見学に行こうとウンソンを誘う。ウンソンも東海へ入札に行くと聞き、現地で落ち合うことに。ジュンセはソンヒたちを相手取って訴訟を起こすため、法学部時代の先輩に弁護を依頼する。
結局、スクチャからの連絡がないため、ファンとウンソンは最初の企画書を携え、東海へ向かう。スクチャはスンミのチーム長に企画書を作り直させ、スンミに現地へ届けるよう指示されるのだった。
スンミはソンヒの車で東海へ。ファンとウンソンと合流する。
入札の説明会が終わると、会場の前で待っていたジュンセ。結局、4人でクルーズ船の見学へ。ジュンセはクルーズ船のレストランをヘリと一緒にやってくれないかとウンソンに切り出す。面白くないファンが腹が減ったと口を出したため、返事は保留に。
4人はジュンセが用意したキャンピング・カーへ。バーベキューの用意もしていたジュンセ。夕食の席で、スンミはウンソンに「あなたの誤解が解けるのを祈ってる」とまた白々しいウソをつく。
夜中に外へ出るウンソン。その姿を見かけたファンがウンソンを心配し、追いかける。ウンソンの姿がなく不安になったスンミはファンに電話。しかし、携帯に出たのはジュンセだった。
ウンソンは灯台の麓でファンからもらったネックレスをつける。ファンに気づいたウンソンは慌てて隠れるが、ファンに見つかり「パク・ジュンセとはもう会うな」と言われる。
「周りは無視できない」と答えるウンソン。その胸元にはファンが贈ったネックレスが光っていた。駆け出すウンソン。ファンは吊り橋でウンソンに「周りなんかどうでもいい。おまえが好きだ」と告白。2人はついにキスをする。
吊り橋でファンを振り払い、一歩先にキャンプ場に戻るウンソン。スンミとジュンセは不安ながらも、何事もないように振る舞う。
ウンソンとファンは、郷土料理を加えたメニューを提案、無事に入札を終える。
ミーティング終了後、4人は観光で洞窟へ行くが、ウンソンに水がかからないよう手で水滴を受けるファンを見て、スンミは気絶してしまう。疲れが原因との診断が出て、ソウルへ戻ることにする4人。引っ越し先にスンミを送り届けたファンは、ジュンセからの電話を受ける。
ファンを呼びだしたジュンセは、前に殴られたお返しとしてファンを殴り「他の人を好きだと言うまえにけじめをつけろ」「ウンソンに近づくな」と念を押される。
そんなスンミにソンヒは「ファンをあきらめなさい」と言うが、スンミは「あきらめられるぐらいなら、あんなウソはつかない」と答える。ジュンセの言葉が胸にしみたファンは、スンミに「話がある」と電話をするが、ファンの気持ちを察したスンミは「具合が悪い」と断る。
ジュンセの先輩の弁護士と相談し、ウンソンは訴訟の準備を進めることに。
ピョ執事が家に落ちていたウンソンのペンダントを発見、受け取ったファンは、それをウンソンに返す。そのペンダントは、ウンソンの母の形見だった。
ピョ執事が出かけることになり、ヨンナンは1人で夕食の支度をすることに。抜群の出来で、スクチャはじめ家族に褒められ、気分がよくなる。
クルーズの入札は、2号店が落札。目標だった20パーセントの売上増を達成する。そのお祝いに、ファンはヨンソクのバーにみんなを連れていく。ウンソンにハン・ヨンジェ(ウヌ)を紹介するためだった。あいにくウヌは、作曲の最中。チョコ牛乳を買う約束で楽屋を出ようとした時、ファンの携帯が鳴り、スクチャが倒れたとの連絡が入る…。
ヨンソクのバーで打ち上げをやろうとしていた時、スクチャが倒れたという連絡が入る。病院に駆けつけるファンとウンソン。しかしウンソンは、ヨンナンやジョンに追い返されてしまう。
硬膜下血腫の手術は無事に終わるが、家族たちはスクチャがアルツハイマーであることを初めて告げられる。ピョ執事は知っていたが、口止めされていたため、誰にも話していなかった。
そんなピョ執事を病院の外に連れ出し責めるファン。2人の会話を聞いていたウンソンは、初めてスクチャと出会った時の状況をファンに話す。他人の2人にスクチャが口止めしていたことにショックを受けるファンに、ピョ執事は「社長が求めていたのは信頼だ」と言う。
目を覚ましたスクチャは、再び昏睡状態に陥る。合併症で肺炎を起こしたのだ。ショックを受ける家族たちをよそに、ソンヒとパク弁護士は、この機会にスクチャを追い出す算段をする。
ソンヒがスクチャの病状と遺言状の件を新聞社にタレコミしたため、マスコミは大騒ぎ。スクチャの解任要求まで、理事会で話される事態に。
パク弁護士は、遺言状の無効訴訟を起こすよう家族に持ちかけるが、スクチャの死亡を前提にした話し合いにファンが反発、訴訟はしないと断言する。
どうしてもスクチャにひと目会いたいウンソンは、病院の外で待つ。その姿を見たファンは、徹夜で付き添うと言うスンミとヨンナンを帰し、ウンソンを病室に連れてくる。
ウンソンは意識のないスクチャに、「おばあさんの顔は知らなかった」「出会えて本当に幸せでした」と語りかける。ウンソンは、会わせてくれた礼をファンに言い、「あなたも話したいことがあるでしょ?」と話す。
ファンは、「父さんが死んだのは俺のせいだ」「今まで話せなくてごめん」と、涙ながらに語りかける。
2人で付き添ったままうたた寝をしたウンソンとファン。同時に目を覚ましスクチャを見ると、スクチャも目を覚ましていた…。
スクチャの意識が戻り、ホッとしたウンソンや家族たち。ピョンジュンは酔ったジュンセを介抱し、ジュンセの家に泊まる。
ファンはスンミのウソに気づき、スンミに真実を告白するよう促す。スンミの気持ちは受け止められないとも…。一方、ウンソンもクルーズ・レストランの仕事を断り、ジュンセに「待ってもらう約束は守れそうにない」と告げる。スンミはウンソンに「ファンとはもう会わないで」と懇願する。
チンソン食品では、スクチャが倒れていた間に食材の仕入れ単価が下げられていた。スクチャは顧客に対する裏切りだと激怒。遺言状の存在とスクチャの病気が知れ渡り、資金繰りが苦しくなったと言うパク理事。スクチャは自分の株を売ることを決意、あくまでチンソンの味を守ろうとする。しかし、ソンヒとパク理事の陰謀により、臨時株主総会の開催が決まり、代表取締役の解任が問われることに。 ピョンジュンは「ヘリは両親と外国に渡った」というソンヒの言葉に首をひねる。ヘリの母親は高3のときに亡くなっていたからだ。 スクチャの味方はオ理事と工場長だけ。大株主の票は半分に割れる。他の理事たちを説得しようと試みるファンだが、まったく相手にしてもらえない。
ソンヒとパク理事の陰謀により、臨時株主総会の開催が決まり、代表取締役の解任が問われることに。スクチャの味方はオ理事と工場長だけ。大株主の票は半分に割れる。他の理事たちを説得しようと試みるファンだが、まったく相手にしてもらえない。ファンはスンミに財務帳簿を調べるよう依頼。さらに工場に各店舗の社員代表を集め、会社の資金難を乗り越えるため、給与削減の協力と、持ち株の委任を呼びかける。最初は道楽息子が何を…と斜めに見ていた社員たちだが、ファンの真摯な姿勢とイ店長の言葉に心を動かされる。ウンソンは一部始終を撮影し、画像をネットにアップ。それを見た全国の社員たちから、給与削減の同意書と株の委任状が続々と寄せられる。
一方、会社の会計帳簿を調べたスンミは、2重帳簿の存在を知り愕然とする。パク理事が会社の金を使い、ジュンセの名義で株を買っていたのだ。パク理事はジュンセに株主総会に出席し社長解任に賛成票を投じろと命じる。スンミは社長が解任となればファンとウンソンを引き離せると言うソンヒの言葉を信じ、ジュンセに帳簿のコピーを見せ、社長解任に賛成するよう迫る。そして、いよいよ臨時株主総会が開かれる・・・。
スクチャの解任を問う株主総会に、賛成票を持ったジュンセがやってくる。スクチャが不利に思われたが、ウンソンとファンが80パーセントの社員の委任状と同意書を持ってきたことで、同席していた株主たちは心を動かされる。「解任しないでください」と訴えるファンとウンソンの姿を見て、ジュンセは自分の投票用紙を握りつぶす。
スクチャの解任が否決され、パク弁護士の失脚は決定的。父親を裏切ったと責められたジュンセは、思い悩む。そんなジュンセを心配するウンソンに、ヘリは、ウンソンの部屋の敷金も半分ジュンセが出したと話してしまう。一方、ジュンセは、スンミに呼び出されるが「脅迫されたことは誰にも言わない。悪あがきはやめろ」と話す。
スクチャのもとに謝罪に訪れたジュンセに免じて、スクチャはパク弁護士は訴えないことにする。
スクチャはウンソンを家に呼び、本社で業務を学ぶよう言うが、ウンソンは「会社を受け継ぐ自信はない。自分の夢を追いたい」という決意を話す。
やけ酒ばかり飲んでレストランにも来なかったジュンセに、ウンソンは「力になりたい」と申し出るが、「同情はいらない」と言われてしまう。
ウンソンはイ店長に辞める意志を伝える。それを知ったファンは「スンミには自分の気持ちを話した、スンミには考える時間をやりたい、信じて待ってろ」と言う。
食堂で食事をしていたピョンジュンは、ボードに張ってあったウヌのビラに気づく。ウヌが行方不明だと知りがく然としたピョンジュンは、ソンヒを呼び出し「子供たちを捜すために自首する」と話すが、「私を追いつめたら、がけっぷちから落ちるのはあなた」と逆に脅されてしまう。
ファンと話すため、ヨンソクの店に向かったスンミは、店から出てきたウヌを見かけて驚く…。
ファンと一緒にいるウヌを見かけたスンミ。ウヌを大邱に連れ去った後、他の場所に捨てたのではないかとソンヒを問いつめる。否定するソンヒ。自分が犯した罪の発覚を恐れ、大邱の施設に預けただけだと答える。観念したスンミは、ウンソンにウヌを引き合わせてソウルを離れようと言うが、ソンヒは聞き入れない。ソンヒはウヌの居場所を確認し、代理店と自宅を手放す手配を。ファンはスクチャがウンソンを信じていることを確認。一方、付岩洞の家はジュンセの援助で借りていたことを知ったウンソンは、家を引き払う決意をする。
ソンヒはウヌと会わせることを条件に、誰にも言わずアメリカへ行くよう、ウンソンに取引を持ちかける。乗り継ぎ先の東京でウヌを引き渡すというのだ。ウンソンは悩んだ末に取引に応じる。
ソウルを離れる覚悟をし、辞表を出すスンミ。一方、ソンヒはカン室長にウヌをさらうよう命じる。明後日に出発を控えたウンソンは、スクチャを訪ね、ファンをデートに誘う。いつもと様子が違うウンソンに違和感を覚えるファン。
ピョ執事の調査で、スクチャはスンミの実の父親は生きていることを知る。
ウンソンはイ店長に辞表を出し、チンソン食品を去る。出勤しないウンソンを心配したファンは、イ店長からウンソンが辞表を出したことを聞いて店を飛び出す。付岩洞の家へ行くと、大家の女性がウンソンは大きなカバンを提げて出ていったと言う。ファンはヘリからウンソンがパスポートを探していたことを聞き出し、空港へ向かう。
カン室長はウヌを車に乗せるが、途中でウヌに逃げられてしまう。
一方、ピョンジュンはジュンセのレストランを訪ねる。ヘリがピョンジュンに気づき、ウンソンの父親であることが判明。ジュンセとピョンジュンも空港へ向かう。
空港に着いたファンはウンソンを見つけ、理由を問いただす。そこにジュンセとピョンジュンが現れる。空港で父ピョンジュンと再会したウンソン。ウンソンから事情を聞いたピョンジュンたちは、ソンヒに電話させる。ウヌがいなくなり、パニック状態のソンヒは、ウヌは体調が悪いから飛行機には乗るなと言う。すぐにソンヒの家へ行こうと言うピョンジュンだが、ウンソンたちはスクチャに呼び出される。まずはウヌを見つけることが先決だと言うスクチャ。ヨンナンを使ってソンヒを呼び出し、ウヌの居場所を聞き出そうとするが、ソンヒは自分はウヌを捨ててはいないとシラを切り、居場所が分かったら教えると言って、スクチャの家を後にする。ソンヒのあとをつけ、引っ越し先を突き止めるピョ執事。ウヌがソンヒの家にいることを確認しだい、ウヌを取り戻す作戦だ。
一方、ヨンジェがヨンソクの親戚の子ではないと知ったファンは、ウヌを探し回る。教会でウヌを見つけ、ウンソンの弟だと確信。ウヌを家へ連れ帰り、一家は涙の再会を果たす。
ウンソンたちはソンヒを追い詰めようと、ウヌを連れてソンヒの家へ向かう。
追いつめられたソンヒは、スンミを一人ニューヨークへ行かせようとする。そこへウンソンたちが現れる。ソンヒに手を上げるピョンジュン。ウヌはその手を押さえ、ソンヒを「お母さん」と呼ぶ。スンミはウンソンに責められ、継父ピョンジュンとウンソンに対する複雑な思い、そしてファンへの想いを漏らす。そんな2人のやり取りを見つめるファン。
翌朝、ピョンジュンはジュンセとパク弁護士に付き添われ、警察に出頭。保険金を返すことを条件に刑事告訴を免れる。ソンヒも同じ処分に。代理店を解約したソンヒ。家も返そうと言うスンミに、ソンヒは力無く「好きになさい」と答える。明け方、ソンヒは屋上に上がり、手すりに手を掛ける。屋上から飛び降りようとするソンヒを必死に止めるスンミ。
ソンヒは保険金を全額返還し、ピョンジュンにその領収証を渡す。すべてを差し出したソンヒは、生きることでスンミに償うと言い残して去る。スンミは買ってやれなかったプルコギバーガーをウヌに渡し、ウンソンに別れを告げる。さらにファンと一度やってみたかったことがあると言って、ファンと一緒にバスに乗り、ファンへの想いを断ち切る。すべてを精算し、ソウルを離れるソンヒとスンミ。ウンソンはピョンジュンに勧められ、ウヌを連れて留学することに。激怒するファンだが、ウヌのためと言われては何も言えない。ウンソンの留学を知ったスクチャは、「後悔しない道を選べ」とファンに留学の許可を出す。ウンソンはファンに「待ってて」と素直な気持ちをぶつけ、ファンもそれに応える。ファンはスクチャにいい思い出を作ってやりたいと、ソウルに残ることを決意。本社に入社願書を出す。
パク弁護士は法律事務所への転職が決まり、イニョンはウンソンと和解。ジュンセとヘリはクルーズ・レストラン開業のため、ウンソンの見送りはできない。ジュンセは「ファンと幸せになれ」と言って、東海へ出発する。
一方、ピョ執事が見合いを断り、ヨンナンはピョ執事が慕っていた熟女が自分だと知る。
二人の気持ちに気づいたスクチャは、ひと安心。遺言状を破り、株式をすべて社員に分け与えると言う。残りの財産の処理をファンに、社員のマンションの建設をピョンジュンに任せる。
スクチャから本社に入る理由を聞かれたファンは、父親と同じ所で働いてみたかったと答える。ファンが父親が死んだのは自分のせいだと思いこみ苦しんでいたことを知り、なだめるスクチャ。ファンはやっと罪悪感を手放すことができた。
一方、スンミは地方の小学校で子供たちに勉強を教え、ソンヒは生花店で働く。慎ましい生活ながらも、二人仲良く暮らす母と娘。大学院編入の準備で忙しいスンミは、晴れやかな顔で、今が一番幸せだと言う。
ファンは父親が死んだ日に一緒に行った場所へウンソンを連れていく。そこで、ウンソンにカレーを作ってやる。まずいカレーを涙ぐみながら食べるウンソン。空港に向かう直前、ファンに「愛してる」とささやき、キスをする。





